「意思決定権が全員男性」はデマ
このような事実を無視して、みたらし氏は、万博を勝手に「動員型のイヴェント」に仕立てあげた上で、問題視しているのです。これは、紛れもない【ストローマン論証 strawman fallacy】であり、報道倫理として大問題です。
さらに、みたらし氏は続けます。
みたらし加奈氏:いまメタンガスのことだったり、熱中症の話があったが、安全策が懸念されていながらも、いまやSNSでは、例えば公式のアカウントが#大阪万博みたいな感じで投稿を募集していて、私の周りのSNS投稿の中でもパヴィリオンだったりとか大屋根リングのことだったりとか、ポジティヴに投稿されている状況だ。
やっぱり「やってよかったよね」とか「行ってよかったよね」みたいな投稿が溢れている中で、私たちは純粋にイヴェントを愉しむことと、運営体制を批判することは両立しているものと思うので…
何を言っているのか意味不明ですが、みたらし氏が「安全策が懸念されている」と主張するのであれば、みたらし氏には安全性の懸念を科学的に立証する責任があります。
漫然と「安全策が懸念されている」という伝聞を基に運営体制を批判しているのであれば、それは、過去の処理水報道と同様、極めて無責任な風評加害や誹謗中傷に他なりません。
みたらし加奈氏:女性活躍とかジェンダー平等を謳った万博ではあるが、ただ一方で意思決定権が全員男性だったり、前に出てくる人たちが男性ばかりという現実がある。危険性もそうだが、万博がどういうレガシーを残すのか私たちが注視しなければならないということが問われている