時にはまともなお二人の発言
コロナ禍を通して『サンデーモーニング』のゼロコロナの論調とは一線を画していた寺島実郎氏は、この日のスタジオトークで次のように発言しています。
寺島実郎氏:去年までの統計で、世界で700万人が亡くなった。日本では10万6000人が去年の末までの死者だ。この間に我々はどういうことを学んだか。まず一つは専門知の限界。尾身氏の言っていることはもっともだが、例えば当初「このまま行けば42万人死ぬかもしれない」と自粛に持って行った大きなメッセージになっちゃった。震え上がるように。どうだったんだと。責任ある検証が今一番大事だ。
寺島氏のおっしゃる通り、コロナの検証が必要不可欠です。特に、その時その時にテキトーなことを言い続け、国民がその内容を忘れた頃に、扇動の主体であった『サンデーモーニング』が「街からは人の姿が消え、若者は学校に行けず、人々は不自由な生活を余儀なくされました」とその不自由を他人のせいにするようなことは断じて許されないことです。