台湾の地震救助隊申し出に日本政府「ニーズない」 SNSで広がる波紋、他国にも要請せず
https://www.sankei.com/article/20240104-LEJFBNZQABEONPIZCCE4JQONXU/最大震度7を観測した能登半島地震を巡り、台湾が日本派遣に向けて準備していた救助隊の待機を解除した措置について、SNS(交流サイト)で波紋が広がっている。台湾メ…
今はボランティアは被災地に入るな!
本当に残念なことに、日本社会は災害時にマニピュレーターにやりたい放題に大衆操作される脆弱な国なのです。
畠山澄子氏:このフェーズは、大量のボランティアが現地に押し寄せてしまうと混乱を招くので、気持ちをお金に換えることが重要だ。
このコメントも的を射ています。
今回も、自己実現や承認欲求を満たす目的で、何人かの個人がアクセス困難な被災地を不必要に訪問するという被災者救済を阻害しかねない迷惑行為が発生しています。
畠山氏が主張するように、今のフェーズで支援に最も役立つのは、利用の自由度が最も高いお金です。人間には、お金よりも同額の物品に価値を見出す【貨幣バイアス money bias】と呼ばれる認知バイアスがあり、しばしば物品を購入して他者に贈りますが、このプロセスは災害支援に不合理です。物品はお金とは異なり、利用方法が限定されてしまうからです。
もちろん、フェーズが変われば、入手困難で自由度が高いボランティアの労働力は極めて重要になります。