1)年に70万円ほどの授業料が必要な国立音楽大学附属小学校に入学させ引っ越したので(横浜のマンションには佳代さんの両親を住まわせている)、父親が横浜市役所に遠距離通勤を強いられ、心身の調子を崩し、これも自殺の原因とも言われる。
しかし音楽の道はやめて、2)カナディアン・インターナショナルスクールで中学、高校を過ごす(1515万円)。普通なら北米の大学に留学するのだが、3)国際基督教大学に入る。
三菱UFJ銀行に就職するが辞めて、パラリーガルとして勤めつつ4)ロースクールでなく一橋大学の経営学の大学院に通うが、一転して5)米フォーダム大学のロースクールの奨学金を眞子様の婚約者を強調して獲得し留学。このほか、バイオリン教室、海外留学のための予備校、アナウンススクールにも通っている。その合計が上記の金額だ。
立場を活用してクラウドファンディング?
仮にニューヨーク州弁護士資格を取ったら展望が開けるかどうかだが、フォーダム大学出身では有力法律事務所への就職は難しいし、日本人が成功することも望みにくい。
米国に約200のロースクールがあるうち27位のランキングで中の上(ちなみにバイデン大統領のシラキューズ大学は中の下だが)、「スーツ」というメーガン妃が出演して日本でもリメイクされているドラマで、「きっと三流のロースクール出身だ。フォーダムとかアリゾナ州立とか」という台詞が出てくるレベルだ。
最速で2年後に日本へ帰ってくれば、3年後には米国での裁判に関連した弁護士活動ができるが、日本の弁護士資格をもっていないから日本で法廷に立てず、米国での実務経験が豊富でもないから意味がないといわれている。
2019年夏、小室氏が書いた『社会的企業のためのクラウドファンディング法改正の可能性への課題と示唆』という論文が米国の法律誌に掲載されたが、小室氏がこの手の集金をしたがっているという説もある。
しかし、なんの実績もない小室氏が成功するとすれば、眞子様の配偶者の立場を活用してのことになり、皇室にとっては看過できないものだ。