慰安婦問題については、朝日新聞が2014年9月11日に、もう半分謝罪したのだから、慰安婦の強制連行などなかったこと、韓国の反日団体がこれでメシを食うために話を大きくしたこと、「河野談話」や「村山談話」が、韓国に同情したり韓国をなめたりしたため、彼らの執拗な独立戦術にはまったということは、もはや明らかだろう。
在米韓国人移民たちが、米国の各地に慰安婦像・慰安婦碑を建てたりしているのは、自分たちが祖国を捨てたという事実を、「反日」という愛国行為によって隠蔽したいという意図が働いている。そんな彼らが米国で落ち着き、そろそろ自分たちにも正統性がほしいと、心中思ったのであろう。母国とかかわれば、反日運動は儲かるから一石二鳥でもある。
日本海の呼称問題は、彼らのウリジナル(ウリ=朝鮮語で「我々」の意+オリジナルの造語)という意識による。以前、韓国は「孔子様まで韓国人だ」と言って中国人に怒られたことがあるが、韓国には文化的な特徴が何もないので、外国のものをパクっては自分たちのほうがオリジナルだと言い張るのだ。「日本海」を「東海」と勝手に呼んでいるのもこのためだ。劣等感(正統性コンプレックス)を認めずに打って出てくるというのも、彼らの独立DNAの「絡み」の1つだろう。
韓国は東西、南北とも高速バスで3時間あれば横切れる小国である。元来、廊下のところが38度線で切れて、はじめて国家らしくなった。日本の対韓輸出額は総輸出額の7%、対韓輸入額は4%にすぎない(2017年度)。日本人が韓国に無関心でも全く問題ない。
しかし、治安の面では、無関心でばかりいられない。海を渡ってくる密入国者、詐欺団・強盗団、売春、麻薬組織に対処しなければならないし、これからは爆弾魔もやって来ることだろう。困った隣人たちから日本国民を守るためにも、まずはこうした基礎知識が必要であろう。
(本文は、古田博司 著『「統一朝鮮」は日本の災難』、序章を再編集したものです)
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