定年を控えていた教授の真剣な講義を「スケープゴート」にした挺対協は、韓国国民に慰安婦については「絶対に他の考えをするな」という思想的統制のシグナルを出しています。挺対協は自分たちの判断を誰も挑戦できない既成事実としようとしています。特に、検察がこの問題で私を起訴した事実は、このような挺対協の思想統制の試みに国家権力が手を差し伸べた姿です。ついには、挺対協代表の尹美香は、与党の比例代表として国会にまで進出しました。権力を背負って、学者の口にさるぐつわおかけようとする「挺対協」の醜い姿に、吐き気がします。
検察が講義中にあった私の発言を問題化し、起訴した要旨は次の通りです。
1、「日本軍慰安婦のおばあさんたちが売春に従事するため自発的に慰安婦になった」という趣旨で虚偽事実を発言。
2、「挺対協が、日本軍に強制動員されたと証言するように、慰安婦おばあさんたちを教育した」という趣旨で虚偽事実を発言。
3、「挺対協の役員たちは統合進歩党の幹部であり、挺対協は北朝鮮と連携していて、北朝鮮を追従している」という趣旨の虚偽事実を発言。
このような発言のため、検察は柳錫春が「慰安婦」と「挺対協」の名誉を毀損したと判断し、私を起訴しました。しかし、私は講義中に行った発言が「虚偽事実」だとは全く思いません。 ひいては名誉毀損とも全く思いません。その理由は次の通りです。 検察側が指摘したそれぞれの要旨に対応した説明です。