「表現の不自由展」の不都合な真実|河村たかし×門田隆将

「表現の不自由展」の不都合な真実|河村たかし×門田隆将

「あいちトリエンナーレ2019」の負担金をめぐり、愛知県の大村秀章知事が会長を務める芸術祭実行委員会は名古屋市を相手取り約3300万円の支払いを求めて名古屋地裁に提訴した。河村たかし市長は、徹底抗戦の構えを見せている。 「表現の不自由展」をめぐる問題の本質とは何だったのか――。 問題が再燃しているいまこそ読みたい、月刊『Hanada』2019年12月号に掲載された河村市長と門田隆将氏の対談を特別公開!


津田大介氏の挑発ツイート

門田 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」(以下、「不自由展」)の展示が2019年10月8日、再開されました。河村さんは再開当日、会場となっている愛知芸術文化センター前で、座り込みをされましたね。

河村 本当は会場内で抗議したいのですが、強引に会場に入ると、またつまらん非難を受けますから、外で座り込みをしました。

門田 芸術監督の津田大介氏は、河村さんの座り込みに対して、ツイッターで「座り込みよりかはハンガーストライキの方が政治的効果は高いんじゃないですかね」と書き込みました。批判が殺到したため、書き込みは削除しましたが、このことに対してどう思われますか。

河村 完全に馬鹿にしていますね。

門田 また、大村秀章知事もツイッターでこう非難しています。

「まさか、こんなことをするなんて。衝撃です。制止を振り切って、県立美術館の敷地を占拠して、誹謗中傷のプラカードを並べて、美術館の敷地の中で叫ぶ。芸術祭のお客様の迷惑も顧みず。常軌を逸してます」

「河村さんの今日の行動は、右翼団体と称する方々と共同で、事実と異なるプラカードを並べて、ヘイトまがいのスピーチをしたものです。それも、県立美術館の敷地を占拠して。とても、公職者の方がやられることとは思えません。極めて危険な行為です」

河村 私がまるで暴力的に抗議しているかのような書きぶりですが、そんなことはありません。私に言わせれば、実行委員会の会長代行である私に何の話も通さず、一方的に再開を決めた大村知事のほうがはるかに暴力的ですよ。

展示再開で、大村知事を権力に屈しなかった英雄のようにマスコミが持ち上げているのも違和感があります。

大村知事は強引に展示を再開することで、今回、自身の権力を誇示、アピールしました。私からすれば、大村知事は反権力側ではなく、むしろ権力側の人間なんですよ。それをマスコミが「よくやった!」と持ち上げている。

門田 大村知事のリコール運動だとか不信任決議案提出とかまで問題が大きくなるかと思ったら、そこまではいきそうもありませんね。愛知県はいったいどうなっているんだと、県外の人間は歯噛みしていますよ。

河村さんを支持する声はネットで圧倒的です。たとえば、夕刊フジが「表現の自由」をめぐり、大村知事の「内容は問わない」(=テレビ番組で『憲法上の公権力者の首長が、表現や芸術などの内容について、これが良いか悪いかとかは言ってはならない』と発言)と、河村さんの「限度はある」という発言、どちらに賛同するかというアンケートを取ったら、河村市長支持は93%、大村知事支持は4%で、圧倒的に河村さん支持が多かった。
 
愛知県民がこの問題で大村知事を追及しないのは、中日6割、朝日2割という愛知の特殊な新聞占有率の影響が大きいのでは、と思っているのですが。

河村 県民というより、県議、市議の劣化が大きいのではないでしょうか。いま、政治家が「稼業」になってしまっています。とにかく、名古屋の議員、市議は給料がいい、極楽の商売なんです。

愛知県はトヨタ自動車がありますから、税収も高い。たくさん給料をもらっても、いい政治をすればいいのではと思われるかもしれませんが、残念なことに、いい給料をもらうと──全員とは言いませんが──、議員は県民よりも、家族を大事にするようになるんです。

稼業として政治をやっている人間からすれば、トップの人間とは仲良くして波風を立てないほうが得策です。本来なら、今回の問題、県議会は徹底的に大村知事を追及すべきなのに、議会が動かないのはそういう背景があります。

門田 しかし、大村知事をこのまま放っておくわけにもいかないでしょう。私がツイッターで「愛知県民は大村知事のリコール署名を始めるべきだ」と書いたところ、名古屋市民の方で賛同してくださる方が少なからずいました。大村知事と知事選で戦う可能性はありますか。

河村 総理大臣なら手を挙げたいところですが、県知事なら町内会長になったほうがいい、というのが私の持論です。

地方政治をやるなら、とくに名古屋のような政令市の場合は、市長のほうがやれることの範囲が広い。それに、私は生まれも育ちも名古屋。郷土愛も強いし、愛着もある。県知事は、どなたかいい人が出てくればいいなと思います。

度肝を抜かれた作品群

門田 おっしゃるように、議員の劣化もありますが、新聞をはじめとするマスコミの、「不自由展」をめぐる報道のひどさは常軌を逸しています。まず、展示内容を正確に報道しない。
 
まさか中止になると思わずに、私は8月3日の昼、「不自由展」を観に行ったんです。入り口の白いカーテンをめくって、なかに入ると、いきなり昭和天皇を髑髏が見つめている版画や、「焼かれるべき絵」と題する昭和天皇の顔を白く剥落させ、うしろに大きく赤でバッテンをつけた銅版画が展示されており、その先には、昭和天皇の肖像を燃やし踏みつける映像作品がありました。
このなかで画面が切り替わって、若い日本の女性が母親への手紙を読み上げるシーンがあり、「明日、インパールに従軍看護婦として出立します」というセリフを口にする。
 
私は戦争ノンフィクションも書いており、インパール作戦の生き残りにも実際に取材し、本にしています。この作戦は、補給もないまま2000メートル級のアラカン山脈を越えていく過酷なもので、看護婦がついていけるような作戦ではありません。

史実にまったく拠っていない滅茶苦茶なものだと思ったし、そのほかにも、日本兵を侮辱する作品や少女像もあるしで、目がくらむような思いがしました。

河村 私が最初に、少女像の展示があると聞いたのは、7月31日、「あいちトリエンナーレ」のレセプションの最中でした。それまで、まったく展示の内容については聞かされていなかったんです。能天気にレセプションで、「燃えよドラゴンズ、燃えよトリエンナーレ!」と歌っていたくらいですよ(笑)。
 
レセプションには1000人くらい集まっていたと思います。そこで津田さんが挨拶で、20分も30分も大演説しているんです。津田さんが挨拶のなかで、文化庁の人間が来るとか来ないとかという話をしているので「何か変だな」と思い、隣りの人に「どうなっているんだ」と訊いたら、「慰安婦像が展示されているそうですよ」と。

「え!? そんな馬鹿な……」と信じられませんでした。最初は展示してあると言っても、まぁ慰安婦像の新聞記事を使った作品があるのだろうくらいに思っていたのですが、翌日、松井一郎大阪市長から「あいちトリエンナーレで、慰安婦像が展示されているらしいじゃないか」と電話があった。
 
実行委員会の会長代行として責任もありますし、さすがにこの目で確かめないといけないと、翌八月二日に視察したんです。そうしたら、いま門田さんがおっしゃったような作品が展示されており、本当に度肝を抜かれました。
 
こんな日本人の、国民の心を踏みにじるものを名古屋市主催でやるわけにはいかないと、作品の展示を中止するよう大村知事に求めたわけです。

朝日の黒い意図

門田 しかし、河村さんがいくら記者会見で昭和天皇の肖像を燃やす作品について報じてくれと言っても、新聞は書きません。「一部の保守派が少女像に反発し、表現の自由を圧迫している」という図式で報じたいから「少女像など」と書いて矮小化するのです。
 
朝日はさすがに触れないとまずいと思ったのでしょう、「昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品」(太字編集部)と表現していますが、これもひどい。真実を伝えていません。

「燃える」というと、普通の人はきっと昭和天皇の肖像が“何か”があって「燃えている」のだろうと想像します。そこに朝日の黒い意図があります。何かがあって「燃えている」のだったら怒る必要はないからです。
 
しかし、実際は「燃える」などというものではなく、「昭和天皇の肖像をバーナーで焼き、燃え残りを足で踏みつけている」んですよ。しかし、そのことは決して書かない。
 
なぜかといえば、作品群の真実を報じたら、問題の「不自由展」に展示されているものがいかに「表現の自由」を逸脱しているかがバレてしまうからです。

河村 あの作品の意図は天皇への侮辱ではないという人がいますが、本当にそうでしょうか。燃やすだけならマッチでもいいはずなのに、あえてバーナーを使っている。

しかも、最後には燃え残りを踏みつけるわけで、そこに「暴力性」 「侮辱性」を感じるのは私だけではないはずです。

門田 NHKもひどかったですね。河村さんが座り込みをしたときに、「日本国民に問う! 陛下への侮辱を許すのか!」と書いたプラカードを掲げていました。

しかし、NHKは報道するとき、そのプラカードが映らないように報道した。真実を報じるという報道機関としての使命を放棄したとしか言いようがありません。

「こういう表現はやめてくれ」と言ったことは一回もない

河村 マスコミが報じない、今回の問題のポイントは4つあります。

1つは、会場となっている愛知芸術文化センターが愛知県のものであることです。会場を貸し出す時には規定があって、たとえば東京都美術館であれば、特定の宗教、政治に偏らないこと、と定めています。
愛知県の場合も「多くの人が不快の念を抱かないこと」と定めており、「不自由展」はそれに反している。
 
2つめは、名古屋市主催であること。主催するとはどういうことか。「この催しは正しい、いいものである」という“お墨付き”を与えることになるのです。

たとえば名古屋市には、さまざまな団体から後援してほしいと申込みがあります。なぜかと言えば、彼らは行政のお墨付きがほしいからです。
「うちの団体は知名度こそ低いが、催しには名古屋市のお墨付きをもらっている、しっかりした団体ですよ」と。
 
主催は後援よりも、もっと「お墨付き」「応援」の意味合いが強くなります。名古屋市主催で天皇陛下を侮辱するような作品を展示するということは、そういう行為を名古屋市が「いいことですよ」とお墨付きを与え、応援していると受け取られてしまう。
 
規模は違いますが、東京オリンピックで考えてみてください。開会式の日に行ったら、メインスタンドに慰安婦像や昭和天皇の肖像をバーナーで燃やす映像作品が飾ってあったとしたら、大問題になるでしょう。
それと同じですよ。
 
だから私は、津田さんや作家に「こういう表現はやめてくれ」と言ったことは一回もないんです。別に反政府、反皇室的な表現はしても構わない。ただ、名古屋市主催だと問題があるから、自分たちでお金を集めるなりして、どこか別の場所でやってほしいと言っているだけなのです。

門田 要するに公金、つまり税金によって展示されていることが問題なのです。

河村 それが3つめのポイントです。補助金の半分は名古屋市民の税金。もちろん、なかには反皇室、反政府的な思想の人もいるでしょうが、圧倒的多数は皇室に敬意を払っています。その多数の人たちの気持ち、「表現の自由」はどうなるのか。

展示内容を隠して申請?

門田 大村知事は展示中止を求めた河村さんに対し、「(表現の自由を保障する)憲法21条に違反している疑いが非常に濃厚」と批判しましたが、それを聞いたとき、「はぁ?」と開いた口が塞がりませんでした。
 
表現の自由は、長い時間をかけ、多くの犠牲を払って人類が獲得した崇高なものです。だからこそ表現の自由を行使するときには、自ずと「節度」と「常識」が求められます。憲法12条にも、これを「濫用してはならない」と規定されている。
 
それを無視して、人々が不快に思い、ご遺族(注=ここでは「天皇家」)が傷つく作品を税金まで使って展示しているのです。大村知事は、表現の自由が「無制限」であるという考えに立脚しています。大変な誤りです。

「公的な場であるからこそ多様な表現が保障されるべきだ」と大村知事は言っていますが、それに従うなら、日本では児童ポルノ作品でもカニバリズム作品でも、何でも認められることになってしまいます。自分がどれほど恐ろしいことを口にしているか、まったく気がついていない。あり得ないですよ。

河村 大村知事は、展示中止を要請した私に対し、「憲法21条で禁止された『検閲』ととられても仕方がない」と批判していますが、国民から税金を預かる立場の者として、最低限、公共性のチェックは必要。憲法15条2項にはこう書いてあります。

「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」
 
つまり、公務員は大方の人が納得できるように物事を進めなければならないのです。
 
そして4つめのポイントが、展示内容が隠されたまま申請された疑いがあることです。

「不自由展」の展示作品「時代の肖像─絶滅危惧種 idiot JAPONICA 円墳─」を制作した造形作家の中垣克久氏は、アベマプライムで次のように語っています。

「最初、表現の不自由展実行委員会から、私のところに(作品を)出してくれと。ただし、普通には出さない。隠して出す。そう言われた時に、『それはおかしいんじゃないか。堂々と出したらどうか』と言ったら、『なかに慰安婦の像がある。これはいま出したら問題だから』と言われた」

「ちょっと作家を馬鹿にしてんじゃないの。俺たち芸術家だよと。自分で作ったものをそういうふうに出したこともないし、尊厳はないのかということを言った。そうしたら、『慰安婦の像で問題になるだろうから』と。炎上することを最初から分かってやったのかなと、あとからそういう気がした」
 
中垣さんは津田さんに電話をかけ、「我々出品者の名前・情報が事前に出ていない。こういうことはあり得ないぞ」と言ったら、「必ずあとで出す」と言っていたそうです。

中垣さんとは私も電話で直接話し、この発言について確認しましたが、間違いないようです。もしこれが本当だとしたら、補助金適正化法違反です。29条にはこうあります。

「偽りその他不正の手段により補助金等の交付を受け、又は間接補助金等の交付若しくは融通を受けた者は、5年以下の懲役若しくは100万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する」

門田 中垣さんの話が本当なら、完全にこれに当てはまります。公金の詐取ですね。

河村 9月20日、大村知事宛に出した公開質問状にも、実行委員が「隠して出す」と言ったかどうかについても書きましたが、「増加する仕事量を限られたマンパワーで対応しており、現状では一同大変疲弊している」などと言って回答を先延ばしにし、現時点(2019年10月13日)でもまだ回答はありません。

門田 大村知事が直接、津田氏に「尖った芸術祭をやってくれ」と依頼したわけでしょう。おまけに展示内容が隠して進められていたとしたら、「不自由展」には大村知事の何か“意図的”なものを感じてしまいます。
 
しかし、いくら河村さんがいまおっしゃったようなことを訴えても、新聞にもテレビにも出ません。その統制力はすさまじいですね。「悪の河村」と「善の大村」という、自分たちの主義主張のために、不都合な事実は隠し、捻じ曲げていく。政治的公平を謳った放送法4条にも明らかに違反しています。

河村 ジャーナリズムが「真実を伝える」という大前提を守ってこそ、「表現の自由」は担保されるんです。
 中日新聞は、「『不自由展』中止 社会の自由への脅迫だ」と題した社説で私を批判しましたが、何を言っているのか。マスコミが真実を伝えないから、代わりに社会の自由を守ろうとしているんですよ。

門田 おっしゃるとおりですね。私には、表現の自由を標榜しながら、マスコミ自身が表現の自由を圧迫しているようにしか見えません。

ジャーナリストではなく、「忠実な社員」

河村 門田さんが指摘されたように、テレビには一応、放送法があり、4条でこう定めています。

①公安及び善良な風俗を害しないこと

②政治的に公平であること

③報道は事実をまげないですること

④意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること

しかし、新聞の場合、公平性を規定する法律はありません。限られた電波帯を使用する放送とは違い、新聞は誰でも発行することができるからですが、そうは言っても、一部の全国紙がかなりの影響力を持ってしまっています。編集権は認めたうえで、きちんと公平性を規定する法律があってもいいのではないでしょうか。

門田 新聞、テレビしか情報源を持っていない人のことを「情弱」(情報弱者)と言いますが、ネットユーザーと「情弱」の間で、いまやとてつもない情報格差が生まれているんです。

新聞、テレビしか見ない人は「河村というのはひどい市長だな。少女像のことであんなに怒って」と思っている。「情弱」には、この対談で語られたような問題点は伝わっていないのです。

しかしネットが使える人は、ちょっと調べれば、たとえば、昭和天皇の肖像がバーナーで燃やされ、燃え残りが踏みつけられる映像も実際に見ることができますから、マスコミのミスリードに気がつきます。

河村 マスコミのなかにいる人たちは、門田さんのような人よりも上司の顔色を気にする「ヒラメ社員」がほとんどでしょう。古株の左翼上司、門田さんの言葉を借りれば、事実よりも観念論の「ドリーマー」の方針に逆らえず、彼らの方針に従っている。

社内の壁があるとは思うけれど、上司の方針に楯突いてみろと言いたい。それもできないで、なにが反権力ですか。ジャーナリストではなく、「忠実な社員です」と言ってほしい。

門田 いまの時代は、ドリーマーvsリアリスト、いわゆる“DR戦争”の真っ只中なんです。夢見る人、観念論者と現実を見ている人との戦いです。真実を伝えなければならないマスコミが、ドリーマーたちに占められていることは日本の不幸です。しかし、これほどまでマスコミの劣化が白日の下に晒された事件も珍しいですよ。
 
自己の主張に都合のいいように一部を切り取り、重要な部分を故意に「欠落」させて大衆を誘導することを「あたりまえ」だと考えている日本の新聞、テレビは、そう遠くない将来、誰からも顧みられなくなるでしょう。

ネットしか信じられない時代をマスコミ人が自ら創り上げているのは嘆かわしいことです。

(初出:月刊『Hanada』2019年12月号)

河村たかし

https://hanada-plus.jp/articles/379

1948年名古屋市生まれ。旭丘高校、一橋大学商学部卒。家業(古紙回収・卸売業)に従事し、中小企業の辛酸を体験する。93年、衆院選・愛知一区でトップ当選を果たし、以後、計5回連続当選。2009年4月、名古屋市長選に「庶民改革」を掲げて出馬し、当選。市議会による減税否決と、市議会解散請求(リコール)成立後、11年1月に「民意を問いたい」として市長を辞任。同年2月に再選。現在3期目。

門田隆将

https://hanada-plus.jp/articles/187

作家、ジャーナリスト。1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。週刊新潮編集部に配属され、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、のちに角川文庫)で第19回山本七平賞受賞。近著に『オウム死刑囚 魂の遍歴―井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり』(PHP研究所)、『新聞という病』(産経新聞出版)がある。

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