【橋下徹研究③】上海電力、深まる謎 橋下徹の説明責任|山口敬之【永田町インサイド WEB第3回】

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「大阪市の発電事業に上海電力を参入させる」という極めて重要な変更について、当時、大阪市長を務めていた橋下徹氏は市民に一切の説明をしなかった。彼は一体いつの段階で上海電力の参入計画を知ったのか。あるいは、自らが参入を促したのか。調べれば調べるほど謎は深まっていく――。


大阪取材で見えてきたもの

私のメールマガジンと「Hanadaプラス」で【橋下徹研究】を始めたこともあり、過日大阪で関係箇所を取材した。

最初に向かったのが咲洲(さきしま)メガソーラー、正式名称は「大阪市南港第一発電所」だ。

咲洲の雰囲気は東京のお台場によく似ているが、商業施設は問題の「大阪府咲洲庁舎」の周辺に集中していて、そこ以外は工場やコンテナヤードなどがほとんどだ。

メガソーラーは大阪府咲洲庁舎から電車で一駅、咲洲埠頭の北西端の広大な土地に設置されている。
広大な土地に、6000枚もの巨大なソーラーパネルが並ぶ様子は壮観だ。

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