気になったのは、斎藤幸平氏の次のコメントです。
斎藤幸平氏:憲法九条で戦争を禁じているけれども、もう一歩踏みこんでもいいんじゃないか。例えば、憲法九条は日米安保と切り離せなくて、それは沖縄に米軍基地を集中させている問題があるけれども、この米軍が大量の二酸化炭素を排出するだけじゃなくて、辺野古の基地建設による環境破壊もそうだし…
これは、日本の基地からの二酸化炭素排出は犯罪であるとするものです。しかしながら、日本の基地は、日本国民の生存権を保障するためにある専守防衛の施設であって、戦争を行うための施設ではありません。日本の基地からの二酸化炭素の排出を「犯罪」とするのは、あまりにも乱暴です。
また、辺野古の基地建設を「環境破壊」とするのであれば、2020年に供用を開始した那覇空港の第二滑走路とアクセス道は、辺野古基地を遥かに凌駕する環境破壊です。那覇空港には、評価ランクⅠ(自然環境の厳正な保護・保全が必要)の珊瑚礁が広範に分布していますが、第二滑走路とアクセス道はこの珊瑚礁を見事に破壊しました。
そもそも環境破壊を「良い環境破壊」と「悪い環境破壊」に区分すること自体、不合理です。空港も基地も国民にとって必要な施設です。
このように、左翼の価値観で人や物に対して都合よく善悪を割り当てるのが『サンデーモーニング』『報道特集』です。あえて言えば、『サンデーモーニング』『報道特集』に絶対善と認定された活動家の危険行為の結果が、辺野古ダンプ事故と辺野古転覆事故に他なりません。

