(珍しく)コメ問題の主張は的を得ている
2026年9月6日の『サンデーモーニング』でまず気になったのは、備蓄米の買い取りに関する話題です。
なぜ古米より新米が安い? コメ価格”異変”で「損切り」も ”じゃぶじゃぶ”政策から一転・・「備蓄米」買い戻し コメ農政に”翻弄”される現場【サンデーモーニング】 | TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2924068「令和のコメ騒動」といわれたコメの高騰を受けて、小泉前農水大臣のときに放出された備蓄米。これをまた政府が買い戻すこととなりました。コメの価格が下がりつつある中、どんな狙いがあるのでしょうか。新米が並…
アナウンサー:「令和のコメ騒動」といわれたコメの高騰を受けて、小泉前農水大臣のときに放出された備蓄米。これをまた政府が買い戻すこととなりました。コメの価格が下がりつつある中、どんな狙いがあるのでしょうか。
新米が並び始めたスーパーでは、今、異例の事態が起きています。古い米よりも新しい米の方が安い“逆転現象”。 山積みになっているのは2025年、高値で仕入れたコメです。ことの発端は2年前、全国的なコメ不足から価格が高騰した「令和のコメ騒動」です。
ことの発端は2年前、全国的なコメ不足から価格が高騰した「令和のコメ騒動」です。5キロ2000円ほどで推移してきたコメ価格が一気に4000円台まで跳ね上がりました。対応を迫られた、当時の小泉農水大臣は、市場に出回るコメの量を増やして価格を下げようと政府の「備蓄米」を放出。
さらに、備蓄米放出に加え「増産」方針も示されるなか、コメ価格は徐々に下がってきたのです。消費者にとっては朗報だったコメの値下がり。その矢先、政府が打ち出したのが、2025年放出した備蓄米の買い戻し。価格への影響をめぐっては、備蓄米買戻しの背景にあるとみられるのは、価格が下がりすぎることへの懸念。備蓄米買戻しの背景にあるとみられるのは、価格が下がりすぎることへの懸念。(中略)
小手先の需給調整ではなく、中長期を見据えた農政が求められています。
寺島実郎氏:去年の令和の米騒動って何だったんだと言うと、自由化の流れの中でコメを守るために減反政策ということで、過剰生産を抑制する方策を取ってきたんだけれども、その歪みが出てきている。
さて、今後どうするというときに、僕は需要を国内に限るのではなくて、要するに今、世界は本当の意味で日本のクオリティの高いコメを欲している状況にあるわけです。
で、しかも人口が世界で82億人超して、これから食料というものの安全保障がすごく重要になってくる。むしろ、増産の基盤を作ってむしろ世界に出ていくくらいの発想でコメというものを描きなおすような構想力がいる。国内の需要に限って議論するんじゃなくてという意味がポイントです。
基本的に『サンデーモーニング』のコメ問題の主張は、専業農家による大規模化を目指すものであり、的を射ていると考えます。特に寺島実郎氏のコメの生産性向上と輸出という主張には強く同意するところです。また、輸出のためにはコメの輸入自由化を受け入れる必要があります。

