スタジオトークでは、次のようなコメントがありました。
膳場貴子氏:知るほどに安全管理体制の杜撰さにショックを受けるんですけれども、松原さん、どうご覧になっていますか。
松原耕二氏:私が報告書で一番驚いたのは、辺野古の乗船について例年通り行うということを確認しただけで、実際に生徒が乗るボートの大きさとか形状とか航路、どういう所を通るかという安全の確認をしていなかったと。相当驚きました。この安全意識の低さは、安全配慮義務違反と言われても私はおかしくないだろうと思います。
このような事故直後の段階で明らかになっていたことを、コメンテーターが今さら知って「相当驚きました」と言うこと自体が相当驚きます。
この事故において、同志社国際高校とヘリ基地反対協議会の関係者に、【集団無責任 group irresponsibility】【傍観者効果 bystander effect】という心理状態が発生していたことは明らかです。互いに根拠薄弱な強い信頼感をもつ彼らは、本来個々人が負う必要があるリスクに対する責任を人任せにしていまい、最終的にリスクを生徒に負わせてしまったのです。
船長が航行の危険性を繰り返し語っていたことから、同志社国際高校とヘリ基地反対協議会の関係者は転覆事故に対して予見可能であったと考えられます。第11管区海上保安本部および中城海上保安部は、厳格な捜査を行って実態を解明する責任があります。
さらに松原氏のコメントは続きます。
松原耕二氏:ただ、もう一度確認しておきたいのですが、安全管理の問題と平和学習としての評価は切り離して考えるべきと思います。文科省が政治的中立性を欠くとして教育基本法に違反すると初めて認定しましたよね。これを私は今でもすべきではなかったと思っています。是非教育現場は萎縮せずに、政府の言うことをそのまま信じるという戦前の教育ではなく、戦後の自分の頭で考える子供を育てる教育を是非して欲しいと思います。
まず、松原氏は勘違いしていますが、文科省は、安全管理の問題と政治的中立性の問題を完全に切り離して事案を検証しています。
https://www.mext.go.jp/content/202600525-ope_dev02-000050128_1.pdf
同志社国際高校の生徒が過激な活動家の言うがままに極左教育を受けていたのは、歴然たる事実であり、これこそが自分の頭で考えない子供を育てる戦前の教育に他なりません。他の事例を見せることなしに、違法なテント村を訪問したり、違法な座り込みを要請したり、違法な運航をする船に乗って海上保安庁と並走させたりするのは、真面目な平和教育ではありません。
この松原氏のコメントに対して、珍しく別のコメンテーターが反駁しました。


