この自動車税に対して、すべての車に定額減税するという「平等」な施策も可能ですし、総排気量が小さい車ほど減税額を大きくしたり、営業用に減税額を大きくしたりするという「公平」な施策も可能です。ガソリン補助金は、明らかに目的と施策が乖離しています。
今回の『サンデーモーニング』の指摘は正論であり、社会主義的な減税ポピュリズムの競争に走っている与野党は猛省が必要です。
スタジオトークで伊藤さゆり氏は次のようにコメントしています。
この自動車税に対して、すべての車に定額減税するという「平等」な施策も可能ですし、総排気量が小さい車ほど減税額を大きくしたり、営業用に減税額を大きくしたりするという「公平」な施策も可能です。ガソリン補助金は、明らかに目的と施策が乖離しています。
今回の『サンデーモーニング』の指摘は正論であり、社会主義的な減税ポピュリズムの競争に走っている与野党は猛省が必要です。
スタジオトークで伊藤さゆり氏は次のようにコメントしています。
伊藤さゆり氏:今月OECDもエネルギー危機対策の望ましいあり方を出しているのですけれど、その文脈に沿っても、今のやり方には少し問題があると。やはり富裕層を助けてしまうということ。対象が広いので、コストが嵩みがちということと、需要を喚起してしまう問題があるということです。そう言う意味では、望ましい対策としては、的を絞った短期の対策と、エネルギー危機に強い体質づくりということなんですね。1リットル170円という価格というのは、危機前と同じくらいのレベルなので、さすがに低すぎるし、それを調整するのは当然ということかと思います。加えて、体質改善のメッセージですよね。今のエネルギー危機対策は、価格の抑制と供給確保に重点を置いていますが、体質改善をいかに進めていくのか、石油依存度の削減そのものということになりますが、そういうメッセージを強く打ち出す必要があると思います。
おっしゃる通りです。そして、その「体質改善」とは何かと言えば、『サンデーモーニング』では禁句の「原発」であるはずです。
いずれにしても『サンデーモーニング』は、エヴィデンスに基づいて客観的に分析することにより将来起こり得るシナリオを論理的に説明する伊藤さゆり氏という頭脳明晰なアナリストを定期的に起用するようになりました。あえて言えば、『サンデーモーニング』が情報番組として生き残るためには、今いるコメンテーターを『モーニングサテライト』のアナリストに総取り換えするのが望ましいと考えられます。きっと素晴らしい番組になりますよ(笑)
個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。

