
【今週のサンモニ】給付と減税なら給付の方が断然マシ|藤原かずえ | Hanadaプラス
https://hanada-plus.jp/articles/1708『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。
インフレ局面では、お金を使えば使うほど供給不足となり、インフレが進行します。もう日本はデフレではないのです。
そのお金はどこからもってくるかと言えば、結果として高利貸しと化してしまった国からの借金です。これはハッキリ言って破産への道です。
そして、そんな破産へ向かっている国の状態を外国人が見れば、その通貨の価値に疑問をもつのは当然です。その結果、円安がさらに進行し、外国の物を高くて買えなくなります。こんなマヌケなことはありません。
なお、現在の日本の状況は絶望的です。減税に反対している自民党と公明党は参院選で過半数を割り、減税を掲げる野党に完全に敗北しました。減税を掲げる野党が民意を得たのですから、政府は減税を進めるしかありません。
なぜ、こんなことになったかと言えば、
①野党が減税ポピュリズムに走った
②減税が危険なことを自民党が国民に説明できなかった
③国民が安易にポピュリズムにハマった
という3つのことが同時に成立したからです。もちろんこの状況に最も大きな責任があるのは、減税を求めた非常識な野党です。

自民・小野寺政調会長、各党の減税発言「大きな向かい風だった」
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250720-OYT1T50086/【読売新聞】 自民党の小野寺政調会長は20日夜のBS朝日の番組で「減税について、我が党以外が一致して発言をしたことは大きな向かい風だった」と振り返った。「政策の責任者の一人として重く責任は受け止めている」とも語った。
松原耕二氏は財政タカ派真正保守
ここで注目すべきは、松原耕二氏の発言です。