『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。
スタジオトークでは、寺島実郎氏が正論を語ります。
寺島実郎氏：まず徹底的な検証をもう１回やらなければいけない。例えば、コロナの時に国民全員に10万円配った。あれで12兆7000億円使って、赤字国債を日銀に丸投げして日本が走っている。
じゃあどうするという時の経済対策について、メディアを含めてこうすべきだと思うのは、分配について、例えばバラマキとか減税の案を政党が出して来たら、必ずその財源と、その負担は誰がするんだということをパッケージにした提案でなければ、提案として認めないという空気を作るべきで、で、そこに創造的な日本の経済を力づけるための産業政策を含めてしっかりと付けてくれと。
おっしゃる通り、財源なしに消費減税をすれば、それは国債となり、将来世代を苦しめるだけです。特にインフレ加速時の消費税減税はインフレ分に足りずに、その恩恵を受けるのも高所得者層に限れられるという論理的な試算も存在します。
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