わが日本保守党|広沢一郎(日本保守党事務局次長)

わが日本保守党|広沢一郎(日本保守党事務局次長)

昨今の政治状況が多くの日本人の心に危機感を抱かせ、「保守」の気持ちが高まっている。いま行動しなければ日本は失われた50年になってしまう。日本を豊かに、強くするため――縁の下の力持ち、日本保守党事務局次長、広沢一郎氏がはじめて綴った秘話に投票3日前の想いを緊急加筆。


日本を保守するために

昨秋以降、保守党が街宣を行うと大勢の方が来られ熱心に話を聞いて下さいます。党員数も6万3千人を超え多くの既存政党を上回る規模となりました。

私も街宣時に多くの方からお話を伺うのですが、「やっと応援したい党ができた」「裏金問題で自民党はこりごり、でも他に応援したい党がなかった」という声をよく耳にしました。

もちろん百田代表や有本事務総長の人気もあるとは思いますが、昨今の政治状況が多くの日本人の心に危機感を抱かせ、「保守」の気持ちが高まっているのだと感じています。

保守党は党名の通り保守政党ですが、保守というと変化を嫌い昔のやり方のまま思考停止する考えだと誤解されがちですがそうではありません。長い歴史を経てその国や地域が良しとしてきた大切なことを守る概念が保守であり、それが脅かされようとしているときに自然と危機感が湧き上がる気持ちこそが保守だと思います。

今、日本を保守するためにこそ、変えなければならないことがあります。裏金にまみれた自民党政治、日本を弱体化させる政策を支持するリベラル政党、ありもしない財政危機を煽って国民に財布のヒモを絞めさせ景気を悪化させる財務省など、今変えないと失われた50年となり取り返しがつきません。

日本を豊かに、強く。

保守の王道を行く保守党の一員として、私も微力ながら今後とも精進して参りますので、日本保守党により一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

集客力はダントツ!勢いを感じて頂きたい

撮影/今井一詞

今まさに衆院補選東京15区(江東区)の真っ只中、残すところ3日という状況です。

今でこそ当選を争うところまで来ましたが、選挙が始まった時点では日本保守党も飯山あかり候補も、ネットの世界では有名でも全体的な認知度は高いとは言えませんでした。

それを前提として如何に浸透を図るかを考えて選挙に臨みました。

まずは基本に忠実に、こまめにスーパーや団地、マンションを細かく回って候補や百田代表の演説を聞いてもらいました。恐らく皆さんも駅前とかで街頭演説をされている候補者を見られたことがあると思いますが、終始ほとんど誰も聞いていないことがよくあります。それは主に、政治に興味が無い、知らない人の話を聞く気がない、中身のない話が多い、などが理由だと思います。

ところが飯山候補や百田代表が演説を始めると、事前の告知を全くしていないのに徐々に人が集まって来たのです。これは、百田代表が有名人であること、話が面白いこと、候補の演説の熱量と内容の深さの高さによるものだと思います。

こうして演説を重ねるうちに確実に浸透が進んだことを実感しています。

また、他党にできないこととして大勢の聴衆を前にした演説会があります。

バンドワゴン効果というマーケティング用語がありますが、これはブラスバンドが行進を始めると徐々に人が増えていき、それを見てさらに大勢の人が付いていくようになる、というものです。行列ができる店が、その行列がさらにお客さんを呼び込むのも同様と言えます。

保守党にもこのバンドワゴン効果があてはまります。集客力は今回の9陣営でダントツで、ありがたいことに街宣には大勢の方が集まって頂けます。最近は例のつばさの党の妨害でなかなか事前告知が難しいですが、昨日も富岡八幡宮前の街宣に多くの方に来て頂きした。この姿を江東区民の方が見て我々の勢いを感じていただければと期待しています。

いよいよ残すところわずか。
陣営一丸となって全力を尽くしますので、何卒応援の程よろしくお願いいたします。

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