青木氏はこれを「直下型の凄まじさ」と表現しましたが、これは必ずしも正しくありません。
液状化現象は、震源の直上だけではなく、水理地質条件が合致すればかなり遠方まで大きな被害が発生します。実際、長継続時間地震動が観測された今回の能登半島地震では新潟県から福井県にわたり破壊的な被害が発生しています。
“液状化被害”多発の新潟市西区 被害拡大の背景に液状化とは別の要因か「地盤が動いて圧縮された」 能登半島地震 | TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/929676今回の能登半島地震で大きな被害をもたらしたのが「液状化現象」です。地面が陥没したり、それにより住宅が傾いたりする被害が多く発生しました。被害が大きかった新潟市西区で専門家の現地調査に同行すると、被害…
こんな状態では住めない 液状化の怖さ あわら市高橋さんのケース【福井】|FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/643477元日に発生した能登半島地震。大きな揺れなどで地盤が液体状になる液状化現象は県内でも見られ、地面の陥没や隆起の被害が出ています。県内で最も大きな震度5強を観測したあわら市でも液状化による被害が出ていて、液状化で家に住めなくなった住民を取材しました。見えない先行きに不安を募らせています。地震発生当日、新潟県で撮影された映像です。発生から2分後、画面左下から水が溢れ出しました。こちらは石川県。沈み込んだ電柱、隆起や陥没した道路、大きな揺れが観測された地域では様々な液状化の被害が出ました。住民は「液状…
液状化は、直下型地震・海溝型地震といった地震のメカニズムや震央からの距離にかかわらず警戒が必要な地震災害なのです。
あえて言えば、この程度の基礎的知識もなく現地を訪れるのは社会見学と大差ありませんし、誤った知識を視聴者に植え付けかねません。
サヘル・ローズ氏:災害関連死が多かった。生活の基盤が整わない。だけど地元を離れたくないという意思が凄く強い。だからこそ二次避難所への誘導がうまく行っていない。そのためには政府も県も希望がある情報、避難先に何があって何が整っているかという情報をちゃんと提供していかないと、そこに住んでいる方々は不安をたくさん抱えている。