国民に負担を強いる再生可能エネルギー
過激な気候変動対策は貧困を生む可能性があり、人々の生命にも脅威を与えかねません。
例えば、『サンデーモーニング』が思考停止に導入を求めてきた太陽光発電や風力発電などの変動性再生可能エネルギーは、FIT制度を通して多くの国民に多大な経済的負担を強いています。
さらに、再エネは、天候急変時の再エネのバックアップ電源となる石油火力発電を電力自由化の経済原理によって次々と廃止に追い込みました。このことにより電力供給が恒常的に逼迫するようになり、電気料金は暴騰しています。
このとき、原子力発電が正常に稼働していれば、電力逼迫を回避できますが、『サンデーモーニング』をはじめとするメディアによって悪魔化されてしまった多くの原発はゼロリスクを求める不合理な規制によっていまだに停止させられています。
そもそも現在の日本が化石燃料による発電に頼らざるを得ないのはクリーンエネルギーである原発を稼働できていないためです。
その意味で『サンデーモーニング』は日本の温室効果ガス排出に大きく貢献しているのです。
「化石賞」は認知操作の道具
みたらし加奈氏:2007年頃から気候変動がメンタルヘルスに影響があるという研究がなされている。化石賞を取るくらいなので日本ではそういった研究が進んでいない。
『サンデーモーニング』はまた「化石賞」で日本を貶めています。
「化石賞」とは、COP開催期間中に環境NGOが気候変動対策に消極的な国々を毎日恣意的に選定して叱るというパフォーマンスを見せる”fossil of the day 本日の化石”という名のオチャラケなイヴェントに過ぎません。
そこには厳密な選定基準もなく、それが証拠に、G7をはじめとする多くの国々が何度も何度も化石賞に選定されている中、世界最大の圧倒的な二酸化炭素排出国である中国は、2011年と2012年にそれぞれ1度しか選定されていません。
こんなどうでもいい賞を、『サンデーモーニング』をはじめとする日本のマスメディアは、あたかも権威ある専門家が厳密に選定した賞であるかのような認知操作を行って報じているのです。