笑み一つで常軌を逸した無茶すぎる推測
仮に笑みを浮かべていたと仮定しても、その笑みにどのような意味があるかは岸田首相本人でなければわかりません。
その可能性は無限にあって、例えば、記者団の好印象を得るために作り笑いをしたのかもしれませんし、解散の有無という答えられるわけがない愚問にどっと疲れて思わず笑ってしまったのかもしれませんし、記者の顔に何か着いているのを見つけて笑いをこらえていたのかもしれませんし、昼間聞いた最高につまらないギャグを突然思い出して吹き出しそうになったのかもしれませんし、この会見が終わったら一杯飲めると思って嬉しさを隠せなかったのかもしれません。
この微妙な表情が解散を示唆したと考えること自体、あまりにも唐突で少しも蓋然性がない甚だ常軌を逸した無茶過ぎる推測であると考えます。
しかしながら、病的とも言える日本のマスメディアは、一斉にこの表情が解散を示唆したと断定して報じ、政治と社会を混乱させたのです。例を示します。