「シンゾーと同じ意見だった」トランプ前大統領、緊急メッセージ!|山岡鉄秀

「シンゾーと同じ意見だった」トランプ前大統領、緊急メッセージ!|山岡鉄秀

押し寄せるグローバリズムがなぜ脅威なのか? それは繰り返し述べているとおり、極めて覇権主義的、独裁主義的性格を持っているからだ。そんなグローバリズムの脅威に対抗できるのは、健全な愛国心に基づく国際的連携だ。


岸田政権を牛耳る〝ランボー〟

Getty logo

これについては、永田町で恐ろしい話を聞いた。

現在の駐日米国大使のラーム・エマニュエル氏は、そのマフィアまがいの言動から「ランボー」の異名をとる乱暴者で、民主党内での敵も多く、なかなか日本大使就任を承認されなかった人物である。

そのような人物が日本大使に就任することに、元海兵隊のロバート・エルドリッヂ氏を始め、複数の識者が警鐘を鳴らしていた。エマニュエル氏は赴任前に、いわゆるジャパン・ハンドラーと呼ばれる人々を訪ね歩いて指南を受けていたと言われている。

そのエマニュエル氏が懸念通りに暴れているらしい。

具体的には、アメリカ政府の要求に対してアメリカにある日本国大使館がNoと言っても、エマニュエル氏が東京の首相官邸に乗り込んで強引に要求を飲ませてしまうというのである。結果として在米日本大使館は顔を潰されたことになってしまう。

日本は戦後一貫してアメリカの属国として生きてきたが、通常、駐日アメリカ大使はそれなりの人物が選ばれて来た。それが、ランボーことエマニュエル氏が赴任したことで、予想通り日本政府はいよいよ牛耳られてしまっているようだ。

本来、日本の政治家は外務省に依存せずに、ウィテカー氏のような日本の真の味方になってくれる人々と連携を組まなくてはならないのだが、それができる能力がある人はほとんどいないのが実情だ。

イーロン・マスク氏は味方なのか?

私は自分が受け持つセッションで、ドール氏とファンティーニ氏に様々な質問を投げかけた。

ツイッターを買収し、トランプ元大統領のアカウントを復活させたイーロン・マスク氏は味方なのか? 信用できるのか?

なぜグーグル(YouTube)やFacebookなどのビッグテックはかくも露骨に左翼的で躊躇なく言論統制をするのか?

なぜ、それらビッグテックや世界経済フォーラム(WEF)は中国の習近平体制を礼賛するのか?

等々。

非常に印象に残ったのは、ドール氏の次の言葉だ。

「ホワイトハウスで働いた経験に照らして、僕は誰も信用しない。イーロン・マスクが本当に言論の自由を守る気なのか、煙幕を張って本当の意図を隠しているのか、まだわからない」

「ビッグテックは、中国的な思想言論統制をすることが利益になるばかりか、道徳的にも正しいと信じている」

「アメリカでは保守的であることは格好良い(cool)とは見なされない。今日、会場の皆さんがここへ足を運んだことは、些細なことに思えるかもしれないが、とても勇気が必要な重要なことなのだ」

関連する投稿


米国を破壊するトランプの“ラ米化”|上野景文(文明論考家)

米国を破壊するトランプの“ラ米化”|上野景文(文明論考家)

トランプ政権の下で、混迷を極める米国。 彼の目的は、いったい何のか。 トランプを読み解く4つの「別人化」とは――。


チャーリー・カーク暗殺と左翼の正体|掛谷英紀

チャーリー・カーク暗殺と左翼の正体|掛谷英紀

日本のメディアは「チャーリー・カーク」を正しく伝えていない。カーク暗殺のあと、左翼たちの正体が露わになる事態が相次いでいるが、それも日本では全く報じられない。「米国の分断」との安易な解釈では絶対にわからない「チャーリー・カーク」現象の本質。


日本人だけが知らない「新型コロナ起源説」世界の常識|掛谷英紀

日本人だけが知らない「新型コロナ起源説」世界の常識|掛谷英紀

新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所で作られ、流出したものであるという見解は、世界ではほぼ定説になっている。ところが、なぜか日本ではこの“世界の常識”が全く通じない。「新型コロナウイルス研究所起源」をめぐる深い闇。


中国を利するだけだ!「習近平失脚説」詐術の構造|遠藤誉【2025年10月号】

中国を利するだけだ!「習近平失脚説」詐術の構造|遠藤誉【2025年10月号】

月刊Hanada2025年10月号に掲載の『中国を利するだけだ!「習近平失脚説」詐術の構造|遠藤誉【2025年10月号】』の内容をAIを使って要約・紹介。


進化する自衛隊隊舎 千僧駐屯地に行ってみた!|小笠原理恵

進化する自衛隊隊舎 千僧駐屯地に行ってみた!|小笠原理恵

かつての自衛隊員の隊舎といえば、和式トイレに扇風機、プライバシーに配慮がない部屋配置といった「昭和スタイル」の名残が色濃く残っていた。だが今、そのイメージは大きく変わろうとしている。兵庫県伊丹市にある千僧駐屯地(せんぞちゅうとんち)を取材した。


最新の投稿


【今週のサンモニ】昔の『NEWS23』は本当にひどい洗脳番組でしたね|藤原かずえ

【今週のサンモニ】昔の『NEWS23』は本当にひどい洗脳番組でしたね|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


【蒟蒻問答】自公連立解消は時代の要請だ|堤堯×久保紘之【2025年12月号】

【蒟蒻問答】自公連立解消は時代の要請だ|堤堯×久保紘之【2025年12月号】

月刊Hanada2025年12月号に掲載の『【蒟蒻問答】自公連立解消は時代の要請だ|堤堯×久保紘之【2025年12月号】』の内容をAIを使って要約・紹介。


三十年来の友人が見たその素顔 「若き仲間」だった高市早苗総裁へ|髙野勲【2025年12月号】

三十年来の友人が見たその素顔 「若き仲間」だった高市早苗総裁へ|髙野勲【2025年12月号】

月刊Hanada2025年12月号に掲載の『三十年来の友人が見たその素顔 「若き仲間」だった高市早苗総裁へ|髙野勲【2025年12月号】』の内容をAIを使って要約・紹介。


『高市早苗のぶっとび永田町日記』抄【2025年12月号】

『高市早苗のぶっとび永田町日記』抄【2025年12月号】

月刊Hanada2025年12月号に掲載の『『高市早苗のぶっとび永田町日記』抄【2025年12月号】』の内容をAIを使って要約・紹介。


【今週のサンモニ】『サンモニ』は犬笛のトップ奏者|藤原かずえ

【今週のサンモニ】『サンモニ』は犬笛のトップ奏者|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。