サイバー攻撃は国家への挑戦と脅威
2026年10月18日の『サンデーモーニング』のトップニュースは、GMO不正アクセスの話題でした。
アナウンサー:21日、GMOインターネットグループが展開するFX(外国為替証拠金取引)の自動売買ができるサーバーに不正アクセスがあったことが明らかになりました。(中略)
こうした事態を受け24日、GMOは政府に対し「能動的サイバー防御」を緊急要請。「能動的サイバー防御」は、サイバー攻撃を行ったことが確認できたサーバーに対し、警察や自衛隊がアクセスして無害化措置を行うことが可能になっています。
深刻な被害をもたらしたサイバー攻撃の脅威。それに先立って、セキュリティの穴が世界中を揺るがす事態も起きていました。(中略)
脆弱性が明らかになったのは、「PHP」というウェブサイトなどを動かすためのプログラミング言語。世界のウェブサイトの7割で使われているとされます。(中略)
この弱点を悪用されれば、サイトの情報を盗まれたり、内容を改ざんされたりする恐れがあります。脆弱性は最も深刻なレベルと評価されました。そのためPHPの開発チームは脆弱性を修正するプログラムの公開を準備していましたが、公開前に脆弱性に関する情報が相次いで流出し、世界中で大騒ぎとなったのです。(中略)
GMOにみられるような深刻な被害。そして、AIの進化で攻撃にさらされるセキュリティの脆弱性。サイバーの世界の安全性をどう守っていくかが、今の時代の大きな課題です。
人々の生命・資産・生活に深刻な打撃を与える医療機関・金融機関・社会インフラ(電気・水道・交通)などに対する【サイバー攻撃 cyberattack】は、物理的な武器を使わない凶悪犯罪・テロ・戦争に他なりません。
つまり、サイバー攻撃は国家の強制力に対する挑戦であり、国家の安全保障に対する深刻な脅威となっています。今回のサイバー攻撃に国家的な背景があるか否かについては不明ですが、GMOによる関連サーバーの分析によれば、中国系のAIエージェント「ARTEX」が悪用された事実が判明しています。


