アナウンサー:東京‧上野動物園の2頭のパンダ、シャオシャオとレイレイ。2026年2月20日までという協定があり、検疫手続きなどの関係上、2026年1月、中国へ返還されることが発表されたのです。(中略)
2026年1月下旬には見られなくなる上野動物園のパンダ。東京都は、中国側に新たなパンダの貸与を求めていますが、このままでは、約50年ぶりにパンダが国内からいなくなってしまいます。
膳場貴子氏:パンダが返還されること自体は、存立危機発言の前から元々決まっていたのですけれども、問題は次のパンダがこの日中関係の中で来るかどうかということです。
観光地や経済への影響も出ていますけれども、日中間の緊張が高まっても今までパンダが来ない事態というのはなかったんですよね。
あたかもパンダが日本にとって必要不可欠であるかのように洗脳する『サンデーモーニング』です。パンダが来ないことを「問題」とするのは、中国共産党にとって願ってもないことです。
谷口真由美氏:多分、テレビをご覧になっている方とかで、なんで日曜の朝から大人が真剣にパンダの話をしているのだろうと思っているかもしれないですけど、パンダは日中の友好の象徴。その象徴がいなくなるということに対して、日中間がこれまで具合が悪くなってきてもパンダ来ましたよねという話です。
来なくなるということは中国側が嫌だと思っているんだろうなということが想像つきます。パンダの話なんてと思っている方もいるかもしれないけれど、それは実は奥に凄く深い話があるということを理解していただいた上で…
パンダは確かに愛くるしい動物です。ただ、政治的に利用している以上、パンダは日中友好の象徴ではありません。
専制覇権国家にとってパンダは大衆を騙して政治的に操るカードです。その騙しのカードを重要視するよう公共の電波を通して谷口氏が大衆に呼びかけていることは、専制覇権国家のプロパガンダに与する危険な行為であり、パンダを送ってもらうために専制覇権国家の要求を呑むよう誘導するものです。

