浜田氏は、山本氏につられてしまったのか、コメント内で「やっぱり」を乱発していますが(笑)、さすがは浜田氏、脈絡もなくトランプ氏を引き合いに出してちくりと刺す政治的発言を行なっています。やっぱり『サンデーモーニング』のコメントはこうあるべきと主張するような模範的コメントであるといえます(笑)。
山本恵子氏:今やっぱり、もうひとつ注目されているのが、「静かな退職」という働き方で、出世は求めないで、まぁ最低限のやるべきことだけやるという働き方が注目されているんですね。ある調査だと、まぁ正社員の4割以上がこういった働き方をしている。
ひっくり返すと、やっぱりワークライフバランスをとって働きたいということで、静かな抵抗と言いますか、今の働き方にNOという人たちがこれだけいるということですよね。
ですから、やっぱり今年は昭和100年なので、右肩上がりの昭和モデルから、やっぱり共働き共育てもできる、まぁワークライフバランスが取れた効率的働き方という令和モデルに行くというタイミングかなって思います。

「出世よりプライベート」「管理職になりたくない」けれど会社は辞めない“静かな退職”こそ、世界的には当たり前の働き方だと言い切れる理由 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
https://shueisha.online/articles/-/253750出世を目指してがむしゃらに働きはせず、最低限やるべき業務をやるだけの「静かな退職」という働き方が注目されている。それは、非難されるべき働き方なのか、それともビジネスパーソンの「忙しい毎日」を変える福音となるのか――。『静かな退職という働き方』より一部抜粋・再構成してお届けする。
視聴者を一定の方向に導くコメンテーターが『サンデーモーニング』に多いなか、山本氏のコメントはけっして自説を視聴者に無理やり押し付けないソフト路線です。
社会の意識が変わるなか、『サンデーモーニング』も特定の価値観を押し付ける昭和路線から個人の価値観を尊重する令和路線に変わるタイミングかなと思います。