何か勘違いしているようですが、DEIは「差別防止」といったネガティヴなアイデアではなく、多様な個性を最大限に活かすポジティヴなアイデアです。企業はDEIによって集合知を獲得することでより大きな価値を得ようとしたわけです。
ところがここにきて、民主党政権に半強制された過激なDEIは、必ずしも企業にとって有益ではないことを多くの企業が認識したわけです。DEIが企業にとって価値をうむなら自らやめるわけがありません。ごく普通に解釈すれば、企業は手段の目的化に嫌気がさしたものと考えられます。
何度も言いますが、トランプ大統領は過激な面をもっており、注意が必要な人物です。しかしながら、無理やり非難することは公正ではありません。演説をきちんと聞けば、今回のような結論にはならなかったはずです。
個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。