2014/02/09「風をよむ」五輪は終わったけれど(ソチ五輪)
浅井信雄氏:初期からの五輪の伝統が全部壊れちゃっている。国威発揚、五輪の場が殺し合いになっちゃってる。あるいはコマーシャリズムとか、「平和の祭典」なんていう名目はどこか吹っ飛んでしまった。国旗をもっての入場するぐらいはやめると。メディアだって国別のメダル数なんて報道するのはやめてくれよと言いたい。
関口宏氏:だけどそこが楽しかったりするからね(笑)
浅井信雄氏:私はウンザリだ。
田中優子氏:私もその意見に賛成だ。
岸井成格氏:五輪は皮肉なことに一時みんな愛国者のようになっちゃう。
メダルの数の報道を否定する浅井氏・田中氏と肯定する関口氏です。
『サンデーモーニング』は現在に至るまでメダルの数を報道してきましたが、これは明らかに視聴率稼ぎのためのナショナリズム扇動の確信犯と言えます。
加えて「愛国者」を悪魔化する左翼にはほとほと呆れます。日本国の主権者が反日でどうするんですか(笑)。
2018/02/25「風をよむ」次は2年後、東京五輪(平壌五輪)
橋谷能理子アナ:今夜閉幕する平壌五輪、多くのドラマの裏 で様々な問題が浮かび上がってきました。日本選手は冬季五輪としては史上最多のメダルを獲得。選手たちの活躍に日本中の目が釘付けになりました。(中略)2年前、リオ五輪で沸いたブラジルは、その年の経済成長率が-3.5%、失業率も上昇し(12%)、今も不景気が続いています。そして平壌五輪で目立ったのは五輪の政治利用という問題です。
西崎文子氏:組織の巨大化とスポーツ選手を差し置いての傲慢さが目立っている。スポーツと政治とカネの関係は切り離すことができない。一線を越えてはいけない。
高橋純子氏:安倍首相は、2020年までの憲法改正を突然打ち上げた。五輪を私も堪能したし、感銘を受けることもあるが、「日本、日本」と皆が言わないと許してもらえないような社会の空気にしていかないように気を付けたい。
関口宏氏:スポーツは純粋でいい面があるけれど、それをどうしても政治が利用したくなっちゃうのかな
平壌五輪では、北朝鮮美女応援団を含めて金正恩のプロパガンダの拡散に大きく貢献した『サンデーモーニング』です。
ちなみに美女応援団については、駒田健吾アナが『NEWS23』で連日報じていました。実際には報じさせられていたんでしょうけどね(笑)。
現在の北朝鮮の戦略的課題は、(1)核兵器完成までの時間稼ぎ、(2)経済制裁の早期解除、(3)日米韓同盟の分断であることは自明であり、これらの戦略的課題の解決のために行っているのが平昌五輪で展開している「微笑み外交 smile diploma