東京五輪には開会式の5日も前から「ここまできたら無事に終わって欲しい」と問題視した一方、「ジェノサイド五輪」と呼ばれた北京五輪には凄い盛り上がりようの橋谷アナです。
この二人、東京五輪の時には「いろんなところに無理があると思いながら今日まで来ちゃった」「100%楽しめなかった」というコメントを残していました。
素直に考えれば、彼らにとって東京五輪は憎むべき大会、北京五輪は愛すべき大会と推察されます。
以上、『サンデーモーニング』の五輪報道について駆け足で検証しました。
『サンデーモーニング』は、五輪のメダル報道で大衆のナショナリズムを煽りに煽る一方、美辞麗句でそのナショナリズムを叩くという自作自演の矛盾溢れる支離滅裂な無責任報道を現在も繰り返しています。
2週間後のパリ五輪閉幕時の「風をよむ」でどんなおバカ報道が展開されるのか、今から興味深いところです(笑)。
個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。