【今週のサンモニ】『サンモニ』コロナ報道を振り返ってみましょう|藤原かずえ

【今週のサンモニ】『サンモニ』コロナ報道を振り返ってみましょう|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


政府の行動を「後手後手」と非難していた『サンデーモーニング』ですが、政府が先手を打つと今度は「波紋を広げた」「混乱を招いた」と非難しました。加えて、何の根拠もない陰謀論も氾濫しています。

波紋を広げて混乱を招いている元凶は『サンデーモーニング』に他なりません。

「ないものねだり」で不安を拡大

2020/03/08
アナウンサー:安倍総理は保険適用によりすべての希望者が検査を受けられるようになるとしましたが、安倍総理のこの発言が波紋を拡げました。かかりつけ医による検査は、あくまで今後の目標だと説明したのです。政府の対応の混乱が国民の間に不安を拡げています。

元村有希子氏:政治決断を矢継ぎ早に総理はやっているが、私から見たらタイミングが1カ月遅かった。1月30日に対策本部を立ち上げて2月1日に指定感染症に伴う入国制限を賭けたわけですから、その段階で中国への厳しい入国制限や休校の対応をやっておくべきだった。何で躊躇ったのか。PCR検査も1月30日の段階できちんと広げていれば、クルーズ船が来ても早く検疫を終わらせられた。その後の感染拡大も対応できた。かなりの失敗だ。

検査体制の充実が「今後の目標」であったことは自明でした。検査体制は、宣言すればすぐ構築できるものではありません。非常識な「ないものねだり」で人々の不安を拡げていたのは『サンデーモーニング』の方です。

とりわけ「私から見たらタイミングが1カ月遅かった」とする元村氏の発言は極めて悪質です。

2020/01/19の段階で「そこまで心配する必要はない」、2020/02/02の段階で「患者が増えてきた場合のことをこれから考え始めた方がいい」と主張していたにも拘らず、2月1日の段階で中国への厳しい入国制限や休校の対応を要求したり、1月30日の段階でPCR検査の拡充を要求したりする自己矛盾は、欺瞞に溢れています。

そもそも2月1日の段階で中国へ厳しい入国制限を行なっても、科学的には何の意味もなかったと言えます。既にウイルスは日本各地で市中感染していました。

2020/03/15
岡田晴恵氏:こういう推計が出ています。日本国内で新型コロナを何も対策しなければ、1080万人が発症し、216万人が入院し、21万人が亡くなるだろうと。集団免疫ができるまで収まらない。

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