科学技術が発展して、北朝鮮のような貧しい専制覇権国家ですら核を保有できるような時代に、核は世界平和維持のための「必要悪」となっています。
専制覇権国家の専制支配者は、彼らの豊かな生活を破壊する「核による反撃」という懲罰的抑止が有効であるため、核を使用できないのです。
ここでも、イスラエルとイランがもつ核が、両国のエスカレートを阻止している現実も直視する必要があります
膳場氏のどうしようもなく無責任な発言
浜田敬子氏:特に911後の米国の中東政策のダブル・スタンダードが明らかになって来て、それに対する中東の人たちの怒りを現地で感じた。今その米国が弱体化していることによって、影の戦争が表に出てきた。結局それで犠牲になっているのは誰かというと、ガザの人達だったりパレスチナの人たちだったり。そういった大国の思惑と中東の力学によって一番弱い人たちに被害が集中している
米国を罵倒して憎悪を拡大しているだけで何の解決にもならないルサンチマンに溢れたコメントです。この論理で言えば、米国はダブスタを恐れずに一番の弱者を守ってきた汚れ役であると言えます。
安田菜津紀氏:イスラエルと見られる攻撃が大規模にならなかったのも、一つはエスカレーションを避けるためと言われているが、同時にガザへのさらなる攻撃にイスラエルとして注力するためであると指摘されている。
松原耕二氏:今回の報復の応酬で得をしたのはイスラエルだ。米国からすれば、対イランで考えると、軍事支援を見直すどころではなくなった。イスラエルは米国を引きずり込もうとしている。