【今週のサンモニ】畠中さん、ご都合主義とは一体誰のこと?|藤原かずえ

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『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


AIの関与に限らずフェイクニュースに対して本物を見抜くリテラシーが必要であるとする青木理氏の主張は至極もっともですが、福島第一原発処理水を汚染水とするデマをテレビ放送での確信的に拡散した青木氏自体、そもそも同じような脅威であることに留意するリテラシーが必要です(笑)。

「被害者が望まない行為のすべてがセクハラである」は俗説

話は変わって、女性職員らの頭をポンポン触るなど、セクハラを指摘された町長辞任のニュースで畠山氏が次のようにコメントしました。

畠山澄子氏:これは岐阜県の話ですが、他にもたくさんある。三重県議が同僚の女性県議にチャン付けして…(中略)。この手のセクハラの話になると「昔は許されたけど時代が変わった」と言われるが多分50年前も本当は許していない人がたくさんいた。いまだに男女には大きな不均衡がある

チャン付けは、年少者に対する親しみを込めた表現ですが、同時に不快に感じる人も存在します。ここで、厚生労働省によるセクハラの定義と判断基準は次の通りです。

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