青木理氏:一強政権の側近が「気に食わない番組は取り締まるんだ」みたいなことを言っている内部文書が出てきたり、為政者はそういう方向に行きがちだ。けっして中国やロシアだけの問題ではない。
『サンデーモーニング』の偏向報道に対する一政治家の単なる感想を根拠に論点変更し、多くの市民の生命にリスクを及ぼしている専制国家中国・ロシアの人権蹂躙を矮小化する番組コメンテーターの人権意識の低さには驚くばかりです。
まさに「強きを助け弱きをくじく」ものです。
個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。