「戦争を引き起こしてもいい」と思っている人なんかいませんよ
みたらし加奈氏:10年くらい前はイデオロギーを問わず「戦争を引き起こしてはいけない」という認識があった気がするが、いま「戦争をしてはいけない」という話をすると政治的なイデオロギーとして扱われてしまう。
現在でもイデオロギーを問わず「戦争を引き起こしてもいい」と思っている人など殆ど存在しません。何か大きな勘違いをされているものと考えます。
なお、論理的な抑止策もなく「戦争をしてはいけない」とだけ言っているのであれば、それは無責任極まりない過激なパシフィズムというイデオロギーと関連していると言えます。
みたらし加奈氏:悲しいことに、兵器の話になると、最近は使う側としての視点ばかりが溢れていて、それが私たちに使われるものという実感がない。戦争を風化させないこと、戦争は必要がないこと、外交をしていくことを若い世代を含めて認識して行く必要がある
これはまさに『サンデーモーニング』のことです。
『サンデーモーニング』は、日本が他国に兵器を使うという可能性がないに等しいことばかりを危惧していて、他国が日本に兵器を使うという十分な可能性があることをまったく危惧しません。
さらに「戦争を風化させないこと、戦争は必要がないこと、外交をしていくこと」はみたらし氏に言われることもなく、日本国民なら誰もが普通に認識していることです。本当に必要なのは、中共に戦争をしてはいけないことを認識させることです。
まさに、わかっていないコメンテーターが、わかっている日本国民に対して、どうせわかっていないだろうという上から目線で、わかりきったことを説教するというのが『サンデーモーニング』なのです(笑)。