れいわ・大石あきこ議員と極左暴力集団|山口敬之【WEB連載第16回】

れいわ・大石あきこ議員と極左暴力集団|山口敬之【WEB連載第16回】

7月26日、大石あきこ氏を名誉棄損で提訴した。派手な宣伝や告知はせず粛々と手続きを進めてきたが、大石氏は私の訴状を受け取るや否や、YouTube動画をアップロード。裁判費用を捻出するためのカンパまで募っているという――。「大石あきこ」とは一体どういう政治家なのか。


「計画的な強姦を行った」は事実無根の捏造発言

しかも大石氏は「計画的な強姦を行った」と断定した。私はそんなことは絶対にしていない。

そして伊藤詩織氏側ですら計画的な強姦など一度も主張したことはなく、「警察・検察の捜査」「検察審査会の審議」「東京地裁・東京高裁・最高裁判所の全ての審理」においても一度も認定されておらず、議論されたことすらない。

新聞やテレビ、さらに過激かつ辛辣な週刊誌ですら、「計画的な強姦」とする報道や主張をしたことは一度もない。大石氏は、どのメディアも一切伝えたことのないことを根拠なく付け足して、私の名誉を著しく毀損したのだ。また、大石氏は私の一部訴訟を「スラップ訴訟」と断定的に表現した。

私はこの5年間、様々な誹謗中傷を受け続けてきた。警察・検察・検察審査会の厳正な捜査・審査の結果不起訴が確定したにもかかわらず、「レイプ犯」「薬物強姦魔」などという誹謗中傷がネット上に飛び交った。

私と私の家族は深く傷つき続け、老父は失意の中で一昨年、静かに息を引き取った。

そして、一般のSNSユーザーに歪曲した情報を刷り込み、事態を悪化させ続けてきたのが立憲民主党、社民党、れいわといったリベラル野党の国会議員や関係者だった。

私は現在どの組織にも属しておらず、自営業として記者業を営む民間人である。

民間人が国政政党やその関係団体の悪意を持った情報発信などによって誹謗中傷を受け続けている時、できることは極めて限られている。ほとんど唯一といってもいい有効な手段が、訴訟提起である。

だから私は今、大石氏以外にも立憲民主党の
・有田芳生(前参議院議員)
・宇都宮優子(大阪府第12区総支部長)
などを名誉毀損で訴えており、現在審理が進められている。

日本国憲法はその32条で、全ての国民の裁判を受ける権利を保障している。私が伊藤詩織氏に対して起こした名誉毀損訴状の損害賠償請求額は、伊藤詩織氏の虚偽の申告によって私が失った収入の総額を弁護士が積算したものである。

私と私の家族に向けられる継続的な激しい攻撃に何とか歯止めをかけたいと考えて、憲法で保証された権利を行使して起こした裁判を「スラップ訴訟」ということ自体が、重大な名誉毀損である。

社民党かられいわへ 政党移籍の背景

大石あきこ氏は、れいわに所属する国会議員だ。

昨年秋の衆議院議員選挙で大阪5区から出馬したが、定員一名の選挙区で公明党と共産党の候補に敗れて3位と惨敗。得票数は当選候補の3分1しかなかったが、比例の近畿ブロックでも重複立候補しており、れいわが獲得した1議席に滑り込んだ。

関連する投稿


米イラン衝突拡大 日本のサラブレッドに迫る戦火|小笠原理恵

米イラン衝突拡大 日本のサラブレッドに迫る戦火|小笠原理恵

米イラン衝突は、もはや遠い中東の出来事ではない。湾岸全域が戦域化するなか、その影響は日本にも及びつつある。石油備蓄やエネルギー価格の高騰については多く報じられているが、見落とされがちな問題がある。邦人保護は万全なのか。そして、国際舞台に立つ日本のサラブレッドの安全は守られるのか。戦火は思わぬところに影を落としている――。


『国家の生贄』執筆に込めた想い|福田ますみ

『国家の生贄』執筆に込めた想い|福田ますみ

偏見にとらわれたメディアや国民感情が暴走すると、国や政府、警察、司法までがそれに迎合して、いとも簡単に民主主義、法治主義の原則を踏みにじる恐怖。これはロシアや中国の話ではない。法治国家であるはずのこの日本で現実に起きていることなのだ。


「トランプ・パラドックス」と高市政権の命運|山岡鉄秀

「トランプ・パラドックス」と高市政権の命運|山岡鉄秀

石破政権が残した「相互関税+80兆円投資」ディールは、高市政権に重い宿題を突きつけている。トランプの“ふたつの顔”が日本を救うのか、縛るのか──命運は、このパラドックスをどう反転できるかにかかっている。


進化する自衛隊隊舎 千僧駐屯地に行ってみた!|小笠原理恵

進化する自衛隊隊舎 千僧駐屯地に行ってみた!|小笠原理恵

かつての自衛隊員の隊舎といえば、和式トイレに扇風機、プライバシーに配慮がない部屋配置といった「昭和スタイル」の名残が色濃く残っていた。だが今、そのイメージは大きく変わろうとしている。兵庫県伊丹市にある千僧駐屯地(せんぞちゅうとんち)を取材した。


変わりつつある自衛官の処遇改善 千僧駐屯地に行ってみた!|小笠原理恵

変わりつつある自衛官の処遇改善 千僧駐屯地に行ってみた!|小笠原理恵

自衛隊員の職務の性質上、身体的・精神的なストレスは非常に大きい。こうしたなかで、しっかりと休息できる環境が整っていなければ、有事や災害時に本来の力を発揮することは難しい。今回は変わりつつある現場を取材した。


最新の投稿


【今週のサンモニ】国内外の話題でダブスタだらけ|藤原かずえ

【今週のサンモニ】国内外の話題でダブスタだらけ|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


ネッシーのロマン|なべやかん

ネッシーのロマン|なべやかん

大人気連載「なべやかん遺産」がシン・シリーズ突入! 芸能界屈指のコレクターであり、都市伝説、オカルト、スピリチュアルな話題が大好きな芸人・なべやかんが蒐集した選りすぐりの「怪」な話を紹介!信じるか信じないかは、あなた次第!


米イラン衝突拡大 日本のサラブレッドに迫る戦火|小笠原理恵

米イラン衝突拡大 日本のサラブレッドに迫る戦火|小笠原理恵

米イラン衝突は、もはや遠い中東の出来事ではない。湾岸全域が戦域化するなか、その影響は日本にも及びつつある。石油備蓄やエネルギー価格の高騰については多く報じられているが、見落とされがちな問題がある。邦人保護は万全なのか。そして、国際舞台に立つ日本のサラブレッドの安全は守られるのか。戦火は思わぬところに影を落としている――。


【今週のサンモニ】無力な国連、無視するトランプ|藤原かずえ

【今週のサンモニ】無力な国連、無視するトランプ|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


【読書亡羊】高市自民大勝、議席増は「推し活」のせいなのか?  加山竜司『「推し」という病』(文春新書)|梶原麻衣子

【読書亡羊】高市自民大勝、議席増は「推し活」のせいなのか? 加山竜司『「推し」という病』(文春新書)|梶原麻衣子

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする時事書評!