【北海道産 帆立バター焼きセット】ホタテと赤ワインのハーモニー
花田編集長から電話がきた。
またコロナ関連の原稿依頼かなと思いながら出ると、「カタログから好きなもの選んで、講評してほしい」との依頼だった。二つ返事で引き受け、ウキウキした気分でカタログを眺め、選んだのがこの「北海道のホタテセット」だ。
届いた品物はホタテの貝の上にホタテ、付け合わせのアスパラガスとコーン、バターが添えてあった。
貝ごと焼いて、つけ合わせをいれてバターを投入すべし、とあったので早速やってみたら香ばしい匂いが立ち込めてきた。
ここで必要なのは酒である。私は結構な酒好きなのだ。
選んだのは宮崎のつのワイン。宮崎の友人から(東国原氏ではない)贈られてから、定期的に購入している。つのワインは白が有名だが今回は赤。
なぜかというと、今踊っているジャズダンスの曲が「ワインレッドの心」だからだ。魚介は白、肉は赤という既成概念を作ると、楽しめる選択の幅が狭まってしまう。
踊りも食事も冒険してみることは大切だ。
ホタテと宮崎の赤ワインのコラボは、まさに昭和の名曲「ワインレッドの心」そのものだった。
医師、作家。筑波大学医学群卒業。米ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程修了。同大学でデルタオメガスカラーシップを受賞。米国CDC(疾病予防管理センター)プロジェクトコーディネーター、財団法人結核予防会、厚生労働省医系技官を経て、パブリックヘルス協議会理事長。主な著書に『厚労省と新型インフルエンザ』(講談社現代新書)、『厚生労働省崩壊』『天然痘テロに日本が襲われる日』(ともに講談社)など。最新刊『新型コロナ、本当のところどれだけ問題なのか』(小社刊)が発売たちまち3刷と大好評。