心から感謝申し上げます。安倍総理の岩盤支持層の一人として|渡辺康平

心から感謝申し上げます。安倍総理の岩盤支持層の一人として|渡辺康平

「共通の認識と情熱」を持った人々――安倍総理の岩盤支持層とは、総裁選挙から政権発足、そして今日の日まで共に歩み続けてきた名もなき人々だった-――。欲を言えばもっと近くで、もっと長く安倍総理をお支えしていきたかったです。安倍総理の辞意表明を受けて、一人の岩盤支持層としての応援録。


午後5時から安倍総理は記者会見にて辞意を表明し、持病の潰瘍性大腸炎が悪化したことを明らかにされ、自ら7年8か月の最長政権に幕を下ろしました。総理大臣の辞意表明という歴史の転換点となる記者会見です。それなのにも関わらず「モリ・カケ問題」や「プロンプターの使用」といったレベルの低い記者の質問に対して、ツイッターでは「記者の質問がひどすぎる」「誰もねぎらいの言葉すらないのか」と記者クラブやフリージャーナリストたちへの批判が集中していました。

安倍政権のこれまでを振り返ると、新聞記者やテレビ局さらにはフリージャーナリストといった報道関係者との闘いであったのではないでしょうか。つまり「メディア」との攻防を制してきたことが長期政権の要因の一つだったと推測します。

メディアは常に「安倍政権の支持率が30%を割り込まないのは岩盤支持層がいるから」と報道してきました。特に安倍総理の岩盤支持層は「左派メディア」にとって憎たらしい存在です。

その安倍総理岩盤支持層の一人として、安倍総理の辞意表明に伴い、これまで語ることはなかった応援の記録を書いていきます。

平成24年9月の自由民主党総裁選挙

振り返るのは今から8年前の平成24年9月の自由民主党総裁選挙です。当時は与党民主党の支持率が低迷し、自民党への政権交代が有力視される中での総裁選として、大きな注目を集めました。

私は航空自衛官を辞めて、とある経済評論家の事務所に勤めていました。社長である某経済評論家から「安倍晋三総裁候補を全面的に応援する」という指示を受け、私はビデオカメラを持ち、安倍総裁候補の集会に参加していくことになったのです。

当時の手帳を読み返すと3つの集会に参加していました。

・平成24年9月19日、星陵会館で開かれた「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」主催による「安倍晋三 総裁選決起集会」

・同年9月20日、秋葉原駅前ロータリーで開かれた「自民党総裁選挙演説会 安倍晋三候補個人演説会」

・同年9月26日、自民党総裁選当日、自民党本部前における安倍晋三候補応援街宣

この3つの集会の内、秋葉原駅前ロータリーでの個人演説会、自民党本部前での応援街宣はニコニコ動画に私が撮影した動画が残っています。

https://nico.ms/sm18933037
https://nico.ms/sm18933430
https://nico.ms/sm18980093
https://nico.ms/sm18980661

中川昭一先生の無念を晴らさなければいけない

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