日本国と日本人へのヘイト
大炎上したあいちトリエンナーレ、ひろしまトリエンナーレのプレ事業、そして遠くオーストリアで行われている日墺友好150周年記念事業の「Japan Unlimited」。
私を含めた多くの人は、それらで展示された複数の作品が「表現の自由」を人質に取った日本国と日本人へのヘイト表現であると感じた。
昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏みにじる映像なぞ、憎悪に根差した暴力に過ぎず、一片の芸術性も見出せない。一方、実行委員会や作家たち、そして彼らを支持する人たちは、「表現の自由が脅かされている」と主張し続けた。
彼らは、たとえ人を不愉快にしたり、傷つけたりする作品であっても、表現の自由の名において保護され、尊重されなければならない、と強弁した。
また、メディアは慰安婦像ばかり映し、本当に人々を激昂させた天皇陛下への冒瀆には触れようとしなかったばかりか、ごく一部の脅迫的な抗議ばかりをことさらに強調し、あたかも言論の自由が暴力的圧迫に晒されているかのような印象操作を繰り返した。