田中優子氏の妄想語り
さて、高市政権の防衛政策をめぐり、最近SNSで話題になっている動画があります。それは『サンデーモーニング』の有名コメンテーターで田中優子法政大学元学長へのインタヴュー動画であり、2026年2月8日に中国中央電視台CCTVで放映されたものです。
田中優子氏:もうすでに経済的な問題が起こり始めています。中国の貿易がうまくいかない。観光客の方も来なくなる。もうあらゆる面で経済的なマイナスを被ります。今も大きな問題を経済的に色々抱えていますけれども、もっと疲弊すると思います。
ですから私はこの高市政権の存続がもしあれば、日本はとんでもないことになるだろうと思います。
だからもう一つ、もっとひどいことになるとすると、中国は何もしないのに日本の方から仕掛けて、これ満州事変(九一八事変)とかね、そういう時もありました。
その日本が仕掛けて、相手が仕掛けたんだと言うというようなことが起こって、自分から戦争を起こすっていうことが戦前ありましたので、軍国主義者たちがここまで考えているとすると、これは戦争になります。ですから、それも非常に大きな危険を伴います。
いずれにしても高市政権というのは、本当にこの日本を根底からダメにする政権だと思います。
なんと、田中優子氏は、中国の主要なテレビで、日本の学者で法政大学の前学長という肩書の下、軍国主義の高市政権は満州事変のように中国に武力攻撃を仕掛けて戦争になるという恐ろしい妄想を語ったのです。
田中氏は『サンデーモーニング』で、このような言説を普通に述べていましたが、中国のテレビでの発言となると、中国国民を刺激し、超軍事大国の中国に軍拡の口実を与えることに繋がります。
田中氏のような空想平和主義者の極めて異常なところは、日本政府が侵略戦争にインセンティヴをもっていると考えている点です。第二次大戦後、武力による侵略国は、国際的に極めて強く非難される対象となり、厳しい経済制裁が加えられます。
もし日本政府が侵略戦争を行うことになれば、平和を愛する日本国民が総じて抗議し、政治家はその地位を失うことは自明です。ただでさえも極めて高いリスクがある中で、超軍事大国である中国の侵略を試みるなど自傷行為に他なりません。
日本国民はもちろんのこと、その代表である政治家にも侵略戦争のインセンティヴはないのです。あくまで日本政府が目指しているのは、中露北という専制支配の軍事大国による侵略から一定の期間自衛可能な防衛力の強化であり、侵略戦争を行うことではありません。
侵略戦争を妄想する「#ママ戦争止めてくるわ」の活動家や田中氏のような空想平和主義者こそ、軍事大国を理不尽に刺激し、日本国民の生存権を危うくする危険人物です。
『サンデーモーニング』がプロパガンダの機会を与えてきたこのような空想平和主義者を信奉する政治家が大量に退場した今回の選挙は極めて有意義なものであったと考える次第です。

