この図を見ると、確かに非正規移民の収監率は正規移民よりも高くなっていますが、皮肉なことに、米国生まれと比較すれば大幅に低い値となっています。
また、中南米の入り口ともいえるテキサス州においてウィスコンシン大学が調査した非正規移民の犯罪率は、正規移民よりも低く、最も高いのは米国生まれです。
移民一世の犯罪率は低く、移民二世になると、米国生まれと同じくらい高くなるという統計もあります。朱に交われば赤くなるということかと思います。
犯罪率という点で、米国への移民は、正規/非正規にかかわらず、米国生まれには遠く及ばないのです(笑)。