テキトー(?)な日米関係
膳場貴子氏:会談のポイントをあらためて押さえておきましょう。
アナウンサー:まず安全保障に関しては、トランプ大統領が「友人であり同盟国である日本を100%守るために米国の抑止力を最大限使う」と述べまして、日本を防衛する義務を定めた安保条約5条の尖閣諸島への適用を確認するなど、同盟強化の方針を打ち出しました。
USスチールの買収問題については「日本製鉄が多額の投資をすることになった。買収ではない」と表明し詳細を調整するとしています。明海大学の小谷教授は「今回の初会談は、日本にとってはいったん成功。ただし、今後自動車などに関税をかけてくる可能性がある」などと懸念を示しています。
私が考えるに、やっぱり最大の懸念は、そうではなくて、トランプ氏が石破総理を理論的な質問に回答できない首相だと勘違いしている点であると思います(笑)。
膳場貴子氏:正直、トランプ氏からもっと無理難題が課されるかと思っていましたら、思いの他、なかったなという印象なんですけど…
おそらく『サンデーモーニング』は、この日の放送で、日本に無理難題を課してくるトランプ氏をここぞとばかりに叩いてやろうと予定していたと思われますが、はしごを外されて拍子抜けという感じです。
来週からのアクロバティックな巻き返しが予想されるところです(笑)。