これは安田氏のおっしゃる通りと考えます。
「30歳を超えたら子宮摘出」を「やってはいけないこと」とした上で「それくらいのことをしないと大きな変革はできない」とする某・国政政党党首の主張は、身体的な罰則を法で強制しないと女性の意識を変えることはできないとする上から目線の女性蔑視発言です。「SFだ」「喩え話だ」というのも意味不明です。どういう形で法制化するのでしょうか。
そして何よりも恐ろしいのは、発言の批判者は、言葉を切り取ったとして敵認定され、多数の党員から人格攻撃を受けることになります。これは現代の魔女狩りに他なりません。
なお、安田氏は、この発言を番組で批判するのであれば、同時に『サンデーモーニング』コメンテーター陣による「劣等民族」「高市氏は安倍氏が女装」といった同様の差別発言も番組で批判する必要があるかと思います。ポジショントークはやめましょう。
法政大前総長の「女装」炎上発言、それでも問題視しない新聞の奇怪なダブルスタンダード 新聞に喝! ブロガー・藤原かずえ
https://www.sankei.com/article/20241103-4Q6OBBGK6BJEVEVRQS7XROIUEQ/人間がもつ激しい負の感情に「怒り」「憎悪」「差別」があります。このうち「怒り」は受動的な負の感情で相手に改善を求めるもの、「憎悪」は能動的な負の感情で相手を…
個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。