松原耕二氏:「もうそろそろやめませんか」と本当に言いたくなる。かつて経験したことのないほどの民間人の殺戮が続いている。欧米は傍観者になっていると言っても仕方がない。停戦という一時停止の折角の時間があるので、この時間に本当の停戦に行くように、日本を含めて外交努力を必死でやって欲しい。
松原氏のコメントも努力に訴えているだけで、紛争当事者を説得できる拘束条件を提案するものではありません。結局、アイデアもなく他力本願しているだけです。
外交交渉によって紛争解決できることを根拠にして日本政府を批判してきた『サンデーモーニング』のコメンテーターが、その手腕を見せるべき肝心な時に、日本政府に他力本願している姿は極めて無責任としか言いようがありません。まさに空想的平和主義とはこういうものなのです。
個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。