まずは『キカイダー01』(1973)に登場したキャラクターから。『キカイダー01』は『人造人間キカイダー』の続編として放送された、石ノ森章太郎先生原作の特撮テレビ番組。
第27話『秘境の激戦!! ザダムの地獄の罠』に登場した地獄河童が令和になっても残っている!
これが何故凄いのかと言うと、キカイダー01に登場したシャドウ殺人部隊のロボットが現存しているのを他で見たことがないからだ。
戦闘員のシャドウマンは見た事があるが殺人部隊ロボットは見た事が無いので、おそらくこれだけだろう。
もしも他に残っている物があれば是非拝見したい。この当時使っていたラテックスとウレタンは劣化が激しい。地獄河童が残っているのはウレタン使用率が低いからだ。ラテックスを補強するためのドンゴロス(米袋)がしっかりしているからだと思われる。
がんがんじい。誕生から今年で44年!
続いて『仮面ライダー (スカイライダー)』(1979)から、がんがんじいをご紹介。
第34話から登場スしたカイライダーに協力するコミカルなヒーロー。ヒーローを目指す矢田勘次が自作した鎧姿。スカイライダーを観ていた人ならがんがんじいの存在は良く知っているはず。
最近の仮面ライダーイベントでは復元されたがんがんじいが展示されているようだが、硬質ウレタンとウレタンを切り貼りして作った一点物なのでどんなに良く作ってもオリジナルと違いがある。
ゴースト怪人。誕生から今年で44年!
続いて、スーパー戦隊シリーズの3作目『バトルフィーバーJ』(1979)、第23話『決戦!! 怪人総登場』に登場したゴースト怪人。我が家にいる戦隊シリーズ怪人の最古参。
怪人の中には頭と胴体一体型の着ぐるみが多かったりするが、ゴースト怪人は頭と体が別パーツなので今まで生き残れたのだと思う。
一体型は体の劣化が激しくなり廃棄されてしまうからだ。