たまに考える「終活」
映画やドラマを観ていたり、人と話している時に話題にあがったり、Twitterなどで色んな人がつぶやいている物が自分の家にあったりすると、ちょっと自慢したくなったりする。コレクターならその気持ちがわかるのでは?
でも、話題に出たり、注目されているのに「実はそれを持っているのだよね」と言っても、リアクションは薄い事がわりと多いのが寂しい。そんな時、コレクションってやっぱり自己満足の世界なのだなーと感じてしまう。
例えば、撮影用プロップを展示するイベントがあるとしよう。
昭和・平成・令和と続いている人気キャラクター唯一の昭和プロップを持っていたりしても、展示でその他大勢みたいな扱いをされたり、主催者が重要性を感じていなかったり、イベントを観に来る人も「うわー、凄い!!!なんで残っているの!!!!」といった理想的なリアクションをしてくれなかったりする。
こういったリアクションばかり感じていると、自分の考え方も変わっていく。
たまに終活に関して聞かれる事があるのだが、現在は少し考えてしまったりする。どんな事を考えるかというと、リアクションが薄かった物を「海外のオークションに出して売って欲しい」または「ゴミとして捨ててくれ」と遺言に書くという事だ。
昭和の物を大事に思わない報いを受けよ!!そんな呪詛を唱えてしまう。きっと今のままでは意固地な頑固爺になるような気がする。
現存する唯一のプロップ
というわけで、今回は昭和のプロップを紹介しようと思うのだが、何を選択しようか?
昭和のプロップは沢山持っているので悩んでしまう。(数分のシンキングタイム…)
悩んだ結果「こんな物が令和になっても現存しているのだぞ、どうだ驚いたか!」と叫びたくなるような物にする事にした。
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