邊顧問は、「李氏が1993年の最初の証言当時、赤いワンピースと革靴に魅了され日本人の男について行ったと述べた」として、「(李容洙氏の)最初の証言は、日本軍による強制連行を否定した」と説明した。さらに「しかし李氏は2018年度の証言で、日本軍が背中に刀を突き付けて連行した」と語った。
また、「過去に李氏が慰安所で電気拷問を受け、70人余りの軍人に毎日性的暴行を受けたと証言した」として、「しかし李氏は最近になって中央日報のインタビューで、自分は慰安婦であり性奴隷ではなかったとして、過去の証言をすべて否定した」と、邊顧問は指摘した。
邊顧問は、「このような李氏の正体を、既に30年以上前から最もよく知っていた人物こそまさに尹美香氏」として、「実際に尹氏は、最近、李氏が挺対協財政問題を暴露するとFacebookを通じて「(30年前)私がこのハルモニの最初の電話を受けた際、李容洙氏が言ったのは『私ではなく私の友人が...』という話だった」として、李容洙自身が本当の慰安婦ではない可能性があるという反応を見せていた」と述べた。
邊顧問は「李氏の正体が『偽慰安婦』だと明らかになった時、この問題は李氏ひとりの詐欺劇問題に終わらない」として、「李氏は、近年文在寅大統領のメンターとして君臨、文大統領の紹介でトランプ米国大統領と青瓦台で抱擁までして贅沢を享受してきた」と批判した。
記者会見文を朗読する邊熙宰本紙代表顧問。突然寒くなり雨が降りだしたが、参加者たちは悪天候など気にしなかった。写真=メディアウォッチ
最後に、邊顧問は「尹美香の詐欺と横領関連犯罪を処罰することと、常習ペテン師李容洙の正体、そして日本軍によって強制連行されたという13歳性奴隷、少女像の偽りと詐欺を、我々が進んで明らかにすべき」として、「(それは)大韓民国の国格を最小限に守り抜くことだ」と強調し、記者会見を終えた。
この日の記者会見では、反日銅像真実究明共対委の金柄憲国史教科書研究所所長と『反日種族主義』の著者、チョン・アンギ博士も参加した。金柄憲所長は「偽の慰安婦、李容洙」と「偽慰安婦像」の問題と関連した特別演説を行った。(翻訳/黄哲秀)