古田大輔氏:「単純化する暴力」って両方に働くと思うんですよ。平和を唱えると「平和ボケ」と言われる。逆パターンで言うと、「安全保障環境が悪化しているから防衛とか同盟国の強化も議論しないといけない」と言うと、「戦争したがっているのか」みたいな批判がきたりする。
こういうものって、特にソーシャルメディア上はその特性上極端な意見が目につきやすくなってしまう。それによって分断が深まってしまう。
平和が尊いのは間違いない。それに多くの人が共感するのは間違いない。トランプ支持者も戦争に反対する人は多いわけです。ということは、リアリズムに基づいた上で平和をきちんとリアルの場で議論していくことが重要なんじゃないかなと思います。
古田氏の主張も全くおっしゃる通りであると思います。本当にどうしようもないことに、長年にわたって『サンデーモーニング』をはじめとする左翼メディアは、日本の「防衛」を主張する人たちを目の敵にして「戦争をしたがっている」とレッテル貼りしてきました。このことは日本社会を分断してきたと思います。本当に罪深いと思います。
【今週のサンモニ】平和の手段「抑止」を悪魔化する『サンモニ』|藤原かずえ | Hanadaプラス
https://hanada-plus.jp/articles/1360『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。さて今週は麻生副総裁の「戦う覚悟」発言にイチャモンを。
浜田敬子氏:戦争の正当化の背景に何があるかと考えたときに、ローマ法王が言っていた「一握りの暴君」が、つまり特定の指導者が、自分のやっている国内政治がうまくいっていないときにある種の仮想敵を作って感情をそらすみたいなことは歴史上繰り返されてきた。
で、いまコロナ後のインフレがあったり、戦争による物価高があったり、もっと言えば産業構造の変化で失業して自分たちの誇りを奪われている人たちがある種の剥奪感を抱いている。自分たちだけが損をしているのではないかと。その感情が非常に利用されていると思います。
「一握りの暴君」はポピュリズムで台頭します。これは民主主義社会の落とし穴ですが、専制支配者が君臨することはありません。常に選挙があるからです。

