高橋純子氏:定数削減で身を切る改革と言っている維新。私は寺島さんと違って、安易な定数削減には反対の立場ですけれども…
友達グループの『サンデーモーニング』のコメンテーターが、放送中に他のコメンテーターの主張を名指しで反対するというのは極めてレアなケースといえます(笑)。
ここで、高橋純子氏が編集委員を務める朝日新聞は議員定数削減には反対の立場です。
現在465人いる衆院議員の定数を1割を目標に削減する。今国会に議員立法で法案を提出し成立をめざす――。 日本維新の会が高市政権と連立を組む絶対条件として自民党に突き付け、合意書に盛り込まれたものだ。…
議員定数削減の問題の最大のネックは、それぞれの論者が自分の思惑でポジション・トークを展開することです。
朝日新聞が議員定数削減に反対するのは、れいわ・共産・社民といった左翼勢力が衰退することを強く危惧しているためと考えられます。
そもそも民主主義には「多数決の原理」と「少数意見の尊重」という原則があります。選挙制度において、基本的に「多数決の原理」を反映するのが小選挙区であり、「少数意見の尊重」を反映するのが比例代表です。
今回の連立政権の定数削減をめぐっては、衆議院の比例代表の定数を50削減する案が取沙汰されていますが、野党から慎重論が出ています。
自民と維新が合意の衆議院定数削減、野党から慎重論…比例選で1割削減なら中小政党に打撃
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20251023-OYT1T50198/【読売新聞】 自民党と日本維新の会が合意した衆院議員の定数(465)の削減に対し、野党から慎重論が相次いでいる。仮に比例選で1割削減した場合、中小政党への打撃が大きくなるためだ。与野党の協議は難航必至とみられ、維新の求める早期の削減

