
公明党の斉藤鉄夫代表も不記載議員「リハック」で自民党との違い聞かれ「私のミス」連発で釈明 - 政治 : 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202510120000214.html自民党との連立を解消した公明党の斉藤鉄夫代表(73)が11日、YouTubeチャンネル「リハック」の生配信に出演。自身の「政治資金収支報告書の不記載」について… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

公明・斉藤代表、夫婦別姓導入に意欲「やりやすくなる」 自身の不記載は「ミスだ」と陳謝
https://www.sankei.com/article/20251012-HJ6VITCTZZCA5FR54XI7WILXVM/公明党の斉藤鉄夫代表は11日夜、インターネットメディア「ReHacQ(リハック)」に出演し、自民党との連立離脱に伴い、選択的夫婦別姓制度の導入に意欲を示した。…
自公連立というポートフォリオ
膳場貴子氏:自公連立は大前提のように思っていたので正直驚いたのですが、ただ会見を聴きますと、公明党はここにきて主張を貫いた、筋を通したということのようにも見えます。
浜田敬子氏:これまで自公政権というのは、ある意味、政権の安定に寄与してきたと思うのですが、一方でそれって、私たちが自民に批判票を入れても、基礎票となっている公明票が支えて、なかなか政権交代が起きにくかった、民意を反映しにくかったということでもある。その一方で、自民党が暴走しそうな時に政権内で抑止力になっていた。
これは浜田氏が主張する通りです。
自民党と公明党という政策理念が異なる政党の組み合わせは、金融分野でいう安定的な【ポートフォリオ portfolio】であったと考えられます。
ポートフォリオとは、局面が変化することで価値が増減する複数の金融資産の組み合わせのことであり、様々な局面におけるリスクを分散し、安定した利益を得ることが可能です。
例えば、ある局面の変化に弱い資産と強い金融資産を同時に保有すれば、その局面でのリスクを軽減することができます。その一方で、局面変化に対する資産の増減が小さいため、大きな利益を得ることが難しくなります。
保守中道の自民党と宗教社会主義の公明党で構成される自公連立というポートフォリオは、互いの欠点を埋める優良資産として機能しました。ただ、この関係がうまくいく条件は、それぞれの党が単独でもある程度の力を発揮できる状態にあることです。
支持母体の創価学会の弱体化して縮小傾向が顕在化してきた公明党は、自民党にとって見れば、連立政権の政策を限定するのみで、うま味がある集票パートナーではなくなってきました。
高市総裁が誕生し、自公国の連立が成立すれば、公明党の連立政権に対する影響力は縮小せざるを得なくなり、創価学会が受け入れがたい自国が推す電力政策や防衛政策を抑えることも困難になると考えられます。
その道を辿るのであれば、自民党との連立を解消することで自国の連立を阻止し、創価学会の意向を反映しやすい立憲民主党を中心とする立国維の連立政権成立に誘導することで、再び政権与党に復帰するという戦略を実行している可能性があります。