石破氏は「きちんと反省しよう」とは言っていません。
現代を生きる日本国民は、自ら反省する必要はなく(責任はないので反省することが不可能)、過去の反省を胸に刻んで平和を築いていくことが重要です。時代が変わったということを加藤氏が何にもわかっていないことが、残念としか言いようがありません。
以上要するに、石破首相による検証は物理的に不可能ですし、安倍首相と専門家の熟議により十分に練られて作成された安倍談話という「戦後を終わらせた集大成」がある限り、同種のメッセージも不要です。
何が目的なのか不明ですが、日本の首相の名の下に生半可な文書を石破氏に作らせることのリスクは大きいといえます。

個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。