それを埋め込んでいるのは、政治ではなくて『サンデーモーニング』のような大衆操作番組です。日曜の朝から上から目線で自分の意見を強要するシルバー番組に、若い人達が絶望するのは当然です(笑)。
【今週のサンモニ】シルバー民主主義政党の大勝利|藤原かずえ | Hanadaプラス
https://hanada-plus.jp/articles/1591『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。
松原耕二氏:自民党の総裁選でもよく聞かれた議論が生成AIによって電力需要がこれから高まると。確かに当面高まるという予測が出ているが、だから原発をと。この論がよく聞かれた。
今、経産省の審議会でも日本の次のエネルギー計画の話し合いが始まっているが、この中でもAIの巨大なデータセンターが必要であり、これを作ると。競争力を高めるためには電力需要が高まると。それだったら原発をという声が相次いでいる。
日本は実は6年前に再生エネルギーを主力電源化しようとハッキリと打ち出している。となると、普通は再エネをどうやったらもっともっと増やせるかということを本格的に議論すべきなのに、AIにある種便乗するような」形で原発の新増設とか再稼働が必要という声が高まっている。
再エネが主力電源と決めたならば、そこをきちんとやるべきなのに、まだ日本は腰が据わってない。まもなくCOP29が始まるが、やっぱりいつまでも化石賞を貰うような国になって行くんですかと言いたい。
論理的にいえば、不安定な再エネを主力電源化する方が、安定した原発を主力電源化するよりも化石エネルギーに頼ることになります。この簡単な論理を理解できない松原氏は、コメンテーター失格としか言いようがありません。
そもそも日本のどこにメガソーラーを作るスペースがあるのでしょうか。どれだけ広大な森林を伐採すれば気が済むのでしょうか。神宮外苑の自然保護を頑なに主張する松原氏が聞いて呆れます。
何よりも国民に大問題視されている再エネを「一度決めたからきちんとやるべき」などという主張こそ化石賞ものです。日々、新しい状況が生まれている中、6年前に決まった化石エネルギーをやめられなくなる愚策を愚直に続けるなど、国民生活を何だと思っているのでしょうか。
化石賞に相応しいのは、世界の潮流から取り残された反原発・再エネ推進で、化石エネルギー依存度を高める化石番組『サンデーモーニング』です。
【今週のサンモニ】反原発・反核原理主義を大爆発!|藤原かずえ | Hanadaプラス
https://hanada-plus.jp/articles/1440『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。今週は原発や核兵器をめぐって、反原発・反核原理主義を大爆発させておりました。