膳場貴子氏:私たちの生活に深く浸透したSNS、ネット上で自由に意見を表明できるという一方で、投稿は大きな社会問題となるケースも出てきています。
五野井郁夫・高千穂大学教授:ドイツの極右政党「AfD=ドイツのための選択肢」はTikTokとインスタグラムのショート動画を使って、外国人差別という、どぎついコンテンツであったとしても、アニメやポップな動画に仕立てることで(若者に)浸透させる。『自分たちの仕事のパイを移民や難民が奪っている』というような焚き付け方を極右政党がしている。
浜田敬子氏:これ日本だけの話かと言えば、ヘイトやニセ情報というのがSNSで拡がっている。
みたらし加奈氏:多くのプラットホームが収益化されたことにより、より過激なコンテンツが回るようになった。
確かに一部のネットユーザーは過激化していて、民族に対するヘイトを含むコンテンツが拡散されています。
そのようなコンテンツのうち、現在の日本で最も話題となっているのが、『サンデーモーニング』コメンテーターの青木理氏が、日本人を「劣等民族」と吐き捨てた日本人に対する差別動画です。
『サンデーモーニング』は差別というと、極右の専売特許のように報じますが、実際には極左が敵対勢力を差別していることも日常茶飯事です。
青木理氏の差別発言については、SNSで大きな話題となり、各種メディアも報じています。
TBSサンモニ出演のジャーナリストが自民支持者を「劣等民族」 立民・米山氏「差別的」
https://www.sankei.com/article/20240917-EQ4JQNU7CRBQNO67YXH4RW25TQ/立憲民主党の米山隆一衆院議員は16日、X(旧ツイッター)で、ある日本人ジャーナリストが自民党支持者について「劣等民族」などと表現したとして、「『劣等民族』など…