なべやかん遺産|「東映不思議コメディーシリーズ」

なべやかん遺産|「東映不思議コメディーシリーズ」

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12年間、日曜朝の日課

東映不思議コメディーシリーズが好きだった。1981年から1993年までの12年間、『ロボット8ちゃん』から始まり『有言実行三姉妹シュシュトリアン』までの14作品を観る事が日曜朝の日課。
 
東映不思議コメディーシリーズというのは大まかに三部に別れていて、ロボットと生物、探偵団、美少女といった感じになっている。
 
石ノ森章太郎先生原作『がんばれ!!ロボコン』と『ロボット110番』の流れを感じるロボット8ちゃんだが、放送局がテレ朝でなくフジテレビなので別シリーズなのだ。
 
生物モノ『ペットントン』はスピルバーグ監督作品『E.T.』が大ヒットした事に影響を受けて作られた作品だ。
 
ペットントンがヒットした事で、フジテレビはイケイケになり、ゴールデンタイムに『TVオバケてれもんじゃ』という生物モノを放映している。
 
しかし、これは低視聴率で大失敗に終わる。当時、ペットントンもてれもんじゃもどちらも観ていたが、てれもんじゃは便乗大失敗オーラが初っ端から半端なかった。 
 
余談だが、かつてスカイパーフェクTV!にチャンネル北野というチャンネルがあった時、『なべやかん的あの人に会いたい』みたいな企画をやった。会いに行くのは、特撮番組に出ていたヒロインで、『ペットントン』のヒロイン・野原小百合役をやっていた川口智子さんに会ったりした。
 
当時は子役だったがお会いした時は大人になっていて、しかも可愛さは健在だったので驚かされた。数年後、さらに驚きの事があった。身内の地元の商工会で講演をした後、来ていた人から「実は嫁がペットントンに出ていました」と言われたのだ!
 
チャンネル北野の事を話すと知っていて、世の中色んな所で繋がるのだなと感じた瞬間。
 

どハマリした『有言実行三姉妹シュシュトリアン』

14作品ある東映不思議コメディーシリーズで滅茶苦茶ハマってしまったのが9作目『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』と最終14作目『有言実行三姉妹シュシュトリアン』だ。

『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』の物語は、中華魔界を支配する五目殿下に恋人をラーメンに変えられてしまったぱいぱい。

ラーメンとなった恋人レイモンドは、なるとを落とし人間界に行ってしまった。
ぱいぱいは、なるとの無いラーメンを探しに人間界にやって来るという事ろから物語が始まる。

このくだらないストーリー展開がたまらなく面白い。毎回馬鹿馬鹿しい物語とぱいぱい役を演じた小沢なつきさんの可愛さが光る。

ぱいぱい終了後は何かが燃え尽きたかのようになり、その後のシリーズはローテンションで観ていた気がする。

しかし、93年に『有言実行三姉妹シュシュトリアン』始まると、ぱいぱい以来の熱が再燃した。この当時、日曜は『スーパージョッキー』の収録があるので日テレに向かわないといけない。

たけし軍団の下っ端だったので、現場に行くのが憂鬱な時もあったが、シュシュトリアンが元気をくれた。シュシュトリアンはこの当時の元気の素だったのだ。

『有言実行三姉妹シュシュトリアン』の物語は、酉年の平和を守るため、お酉様の代わりに三姉妹がその役目を任されるというもの。和の着物を感じさせるシュシュトリアンの衣装がかっこいいのでドハマりしてしまった。

お酉様からの指令をシュシュトリアンに伝えるフライドチキン男は吹越満さんが演じた。
数日前、シュシュトリアンの歌を口ずさみながら犬の散歩をしていると、吹越さんに遭遇した。

下北沢を歩いていると吹越さんには頻繁に会うのだが、この時はフライドチキン男に導かれたと感じてしまった。

ちなみにチャンネル北野の番組企画でペットントンのヒロイン・野原小百合役をやっていた川口智子さん以外に会ったのが、シュシュトリアン三姉妹の長女・山吹雪子役の田中規子さんだった。
この辺は、自分のわがままを押し通した感じかな。

持っていても恥ずかしくない程度でコレクション

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