ひとと動物の、共生のために
動物にお金や労力を費やすのはムダだ、というひともいる。人間も動物も、命の重さはみんな同じですと叫ぶひともいる。ネズミやイノシシは駆除してもよくて、なぜ猫は殺してはいけないのか、という声もある。
明確なひとつの答えはないし、すべてのひとが同じ意見になることもない。
それでも私たちは考えていかなくてはならない。ひとと動物との共生とはどういうことか。人間がしなくてはならないことは何か。
「さくらねこの日」は、そんなことを考えるのにふさわしい記念日かもしれない。
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著者略歴
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作家。広島県生まれ。上智大学文学部卒業。会社勤務などを経て、小説、ノンフィクションなどを手掛けている。テーマは猫と旅と日本酒。著書に『にっぽん猫島紀行』(イースト新書)。月刊『Hanada』で「わが人生に悔いなし」を連載中。